ブスと言われ、変だと言われ、コンプレックスに苦しみ続けた私の顔。整形をすれば生まれ変われる、新しい人生を手に入れられるはず。そう悩んだ私が向き合ったのは、私を縛る「呪い」だった。きっと多くの方が悩んだ経験のある、容姿をめぐるエッセイ5本を紹介します。

①本気で整形考えたから、きれい事は言わない。でも、この顔も悪くない(星のさぼてん)

あらすじ)合コンの後、「結局、顔なのだ」とわかった私は整形しようと決めた。コンプレックスの鼻をどうするか、どの医師も同じような説明をした。まるで「正解の鼻」があるかのように。

②「美容整形」をする理由は、自分を愛したかったから(釜)

あらすじ)自分が好きな顔の部分などなかった。18歳から繰り返した美容整形。手術後の苦痛とともに自問する。「なぜ、こんな思いをしてまで」と。

③自分の容姿を受け入れる。美容外科の先生が私に気付かせてくれたこと(ももこ)

あらすじ)ずっと悩み続けた口元の整形には、法外な費用がかかるとわかった。「諦めるしかないのか」。絶望する私に向けられた医師の言葉が、私を呪いから解放する。

④整形して二重になったけど。「笑った顔、変だね」が今も忘れられない(みちる)

あらすじ)小学生のときに言われた言葉。それから素直に笑顔ができなくなり、二重になる手術を受けた。コンプレックスは消えていった。しかし、言葉だけはずっと覚えている。

⑤大学生で初めてブスいじりをされた。私は整形をした(ふらいどぽてと)

あらすじ)大学に入って初めて「ブス」と言われた私は、顔の整形を決断する。努力した自分を好きになり、他人の評価を気にしない生き方を願うが、かけられた言葉の「呪い」は……。

以上、整形と容姿をめぐるエッセイ5選の紹介でした!

「かがみよかがみ」には、自分の顔や容姿に対するコンプレックスと悩みからの解放がつづられたエッセイがたくさん寄せられています。「これは私のことだ」と思えるお気に入りの1本があるはずです。ぜひ探してみてくださいね!