「2021年、私はヲタクを少し卒業して、第二章をスタートすることを誓います!そしてあわよくば誰かの希望になりたい!」
これが2021私の宣言です。
「嵐」とともに成長し、私の日常は嵐一色に染まっていました
年が明けてから数日経った今、2020年12月31日までの私ともう既に変化しているところがあります。それは絶対的心の支えであった「嵐」が私の日常生活からいなくなってしまったこと。(嵐さんと呼びたいところですがここでは敬称略とさせていただきます)
私の生活にはいつでもどこでも嵐がいました。私が「嵐」という存在を知ったのは大旋風を巻き起こした「花より男子」をテレビで見た5歳の頃です。私の初恋は道明寺を演じる松本潤さんでした。初めて母に欲しいとねだったCDは「WISH」でした。そこから2009年、嵐10周年の年に嵐のファンクラブに入会しました。まだ9歳の小学生を快くファンクラブに入会させてくれた母には本当に感謝をしています。そこから中学受験期、中学生、高校生、大学生と「嵐」と共に成長してきたと言っても過言では無いほど、私の日常は嵐一色に染まっていました。
「行かないで」という心の言葉が、21月1日に虚しく散った
「あけましておめでとう」。この一言がこんなにもスムーズに発せない年は初めてでした。
「活動休止前ラスト」と謳われたレギュラー番組や音楽番組、コンサート。悲しいけれど視聴している間は現実味がなかった。心のどこかで、1月1日になってもいつもと同じ様に5人揃って笑顔で並んでいるのではないかと思っていたから。
でも、たった10文字の言葉を涙なしに言えなくなってから、私の中で彼らの存在は大きすぎたことに気付いたのです。彼らがどれ程の想いで、どれほどの決意で2020年12月31日に至ったか知ってるからこそ、言えなかった「行かないで」という私の心の言葉が、2021年1月1日に虚しく散りました。
いやいやちょっと好きなグループ如きで大事すぎない?と言う人もいると思います。ファンにとって推しとはかけがえのない存在で、生きていく希望です。あー今日も素敵だな、好きだなと思うだけで心が潤う。家族とも友人とも恋人とも違う、そんな存在って簡単に作ることはできないと思います。
でも泣いてばかりいられません。
私の半分がいなくなるけれど、悲しさだけではなく未来もある
2021年からは私の人生の第二章が始まる予感がしています。だって、私の半分がいなくなるから。でもね、そこには悲しさだけではなく未来もあるんです。
彼らが私の希望だった様に、私も誰かの希望になりたい。彼らの様に多くの人の希望になることはかなり難しいと思うけど、1人でも「あなたのおかげで」「あなたがいてくれたから」と言われる様な存在になりたい。
自然と嵐中心だった今までの生活から一変したらどんな私が待っているのか。今まで以上に友人との時間や勉強時間を増やすことができるかもしれない。意外と生活は特に変わらなくて拍子抜けするなんてこともあるかもしれない。はたまた新たな推しを見つけて日々を楽しんでいることも0ではないでしょう。
母が昔から心が折れそうな私にずっと言い聞かせた言葉。「今の状態で松潤に会える?」。この言葉と15年間の幸せがあれば、私は生きている。
5人が私に15年間与えてくれた幸せを抱えて、新たな人生を歩き出す私は、絶対にどんなことがあっても「折れない」と思うから。
私は前を向いて歩きます。1ファンの図々しい「再会」という希望を胸に。