特集:結婚、どう思う?

「現役女子大生」という最強の肩書で乗り込んだ婚活。必死にならないと結婚なんてできない

結婚、どう思う?

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私は、結婚がしたい。出来れば今すぐ。
理由は、子供が欲しいから、一人ご飯が寂しいから、家の中で会話できる環境がほしいから、防犯的に一人は不安だから。

家の中でこんなに言葉を発したり、聞いたりしたのはいつぶりだろう

幼い頃から、漠然と将来はお母さんになりたいと思っていた。結婚が現実味を帯びてきたのは、大学に入学してから。一人暮らしを始めたことをきっかけに、家事の楽しさや一人ご飯の寂しさ、女性の一人暮らしならではの怖い目に遭ったことも、ないことはない。こんな時、パートナーがいたらなぁと何度も思った。今すぐと感じたのは、最近のこと。世間を震わせている「新型コロナウイルス」の影響である。

日本から音がしなくなった緊急事態宣言の発令時、私は就職活動の最中で、実家に帰省していた。3か月程、久しぶりに家族との生活に戻った。数年ぶりに「行ってらっしゃい」を言った。私がお使いから帰ってくると、家族は「お帰り」と言ってくれた。感染予防のために別々のテーブルに座っていたものの、会話や笑い声は日常的で、家の中でこんなに言葉を発したり、聞いたりしたのはいつぶりだろうかと不思議な感覚になった。
家に帰った時に誰かがいたり、誰かの帰りを待ったり、今日あったことを話したり、それってとても楽しいことで、最近の私に足りていなかったことだと家庭のありがたみを実感した。
それからというもの、早く結婚したい、と強く願うようになった。

初めての婚活パーティー。21歳現役女子大生。最強の肩書

大学3年の時、初めて婚活パーティーに行った。主催者を通して気持ちを伝えるカードを渡されたとき、正直私はモテていた。男性のほとんどが私を指名していた。21歳現役女子大生。考えてみれば最強の肩書。若さって強いなあと思った。早く動いた方が得だと実感した。そのとき私はマッチングに成功した。
しかし、他に好きな人ができたと言われ、その恋は終わった。

それから少しして、今度はマッチングアプリを始めた。すぐに相手が見つかり、お付き合いをした。
彼は、初めて私に「好き」を伝えてくれた男性だった。私も彼が好きだったし、すごく大事にしてもらっていたと思う。
その方とは、ちょっとしたすれ違いで別れを選んだ。

必死にならないと結婚できない。私の幸せは、私にしか分からないから

まだ22歳。まだ学生。結婚を考えている友達はいないし、世間的にも早い。でも私は私なりの方法で、婚活市場に乗り込み、恋愛を見つけた。結婚への欲も強い。料理の腕も磨いた。
痛いかもしれない。こんなにも必死になって。
でも、必死にならないと結婚なんてできない。人間にとって、結婚はマストではない。未婚でも、親になることはできる。

それでも私は、結婚がしたい。私の幸せは、私にしか分からないから。私の人生は、私のものだから。仕事をして、愛する子供を迎えに行って、一緒にスーパーに行って、夕食をつくりながら旦那さんの帰りを待つ。ご飯時には笑顔と会話が広がって、温かくて明るい家。
全部理想。全部夢。
だから、私は婚活をする。だから私は「結婚」がしたい。

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