結婚は「スタンプラリーのマスのひとつ」。25歳の私は走り回る

おそらく私は同年代の友達に比べて結婚願望が強い方だと思う。
将来、介護などで子どもに迷惑をかけないように30歳になる前に第一子が欲しい。でも結婚してからしばらくは旦那さんとふたりきりでゆっくりする時間も欲しいしそうなるとあと2年以内くらいに結婚しなきゃなあ、とか結構色々考えてる。
「女の賞味期限」についても考えたりする。高齢出産が危険と言われる以上、仕方のないことだと思う。あらがうつもりもない。「女はクリスマスケーキ」というのも納得している。彼と結婚するなら、彼との子どもを得るならタイムリミットを意識して生き急ぐ必要もあるかもしれない。
ではなぜそんなに時間に迫られなければならないのか?
「結婚願望」もそうだけど、あれしたい欲・これしたい欲もモリモリあるから。キャリアも趣味も、あれもこれも、やりたことがたくさんある。やりたいことは全部、スタンプラリーのマスみたいな感覚。日々制覇のために走り回っている。
就職してもうすぐ3年。元アルバイト先の同期は「やりたいことがないから、東京でOLとして適当に働いてそこそこお給料もらえればオッケー」と丸の内で働いている。それを聞いて私は「もったいない!」と思った。若くて綺麗でいられる時間はほんの少しなのに。与えられた仕事をこなすのも悪くないかもしれないけどやっぱり私は多少の犠牲を払っても自分のやりたいことを優先したい。
やりたいことをするために、就活は最後までかなり粘った。まだまだやりたいことはあるから転職も視野に入れて動き始めている。今すぐは必要ないけど、将来の可能性を増やすために仕事をしながら夜間の学校に通ったし、なんなら学生の頃から憧れていた講座もこれから受けようかなって計画してるし。
表現がちょっとばかり雑で彼には本当に申し訳ないけれど、私にとっての「結婚」はやはりスタンプラリーのマスのひとつ。
「ずっと大好きな彼と一緒にいれるチケット」
「正真正銘彼の一番になれるチケット」
結婚したら得られるこのチケット、もしかしたら今すぐすごい欲しいかもしれない。しかも結婚したらスタンプコンプリートに近づく。
仕事も趣味も放り出して一緒になる覚悟はもうあるけれど、やりたいことをやるためには時間もお金も必要。でも、大切な人と一緒になれば、時間もお金も自分だけのものではなくなってしまうと思うと、まだ今は他のスタンプを集めていたいなと。
短い一生のうちで自分のやりたいことをすべてやり尽くす。スタンプラリーを制覇するための手段としての結婚だと私は思う。いつか「結婚」のマスが埋まったら、今度は台紙を変えて人生セカンドステージ。私ひとりではなく大好きな彼とふたりでスタンプを集めていけたら幸せだなあと、数年後の自分に想いを馳せた。
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