峯岸みなみ×小嶋陽菜「アイドルのセカンドキャリアってなんだろう?」
AKB48最後の一期生である峯岸みなみさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「やっぱり今日も褒められたい」(TOKYOFM木曜21時スタート)。毎週登場するパートナーとともに、お互いを褒めあいながら、それぞれの価値観や悩みをシェアしていきます。かがみよかがみ連載コラム「できれば明日も褒められたい」とコラボし、ラジオの様子をぎゅぎゅっと凝縮してお届けします。※内容は放送をもとに再構成しています。
AKB48最後の一期生である峯岸みなみさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「やっぱり今日も褒められたい」(TOKYOFM木曜21時スタート)。毎週登場するパートナーとともに、お互いを褒めあいながら、それぞれの価値観や悩みをシェアしていきます。かがみよかがみ連載コラム「できれば明日も褒められたい」とコラボし、ラジオの様子をぎゅぎゅっと凝縮してお届けします。※内容は放送をもとに再構成しています。
小嶋陽菜さん
2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動を開始し、2017年4月19日AKB48を卒業。2018年6月20日 プロデュースブランド「Her lip to」オープンした。
峯岸みなみさん(以下峯岸):きょうのパートナーは、元AKB48で現在はタレントとしての活動のほかにブランドのプロデュースもされている小嶋陽菜さんです。
小嶋陽菜さん(以下小嶋):最近はタレントの活動より、プロデューサーの方がメインかも。卒業から7年たって、自身の肩書は?ってよく聞かれるんだけど、自分でもよくわかんないんだよね。媒体によって使い分けたりもしていて……最近はオンラインメディアクリエイターとか言ってるよ(笑)。
峯岸:かっこいい!いろんな道があったと思うのに、なんであえてメディアに顔を出さない裏方をしているの?
小嶋:うーん。卒業した後のことを考えた時に、モデルとして成立するのかな、女優といってもこのままじゃなあ、歌手を1人でやるわけにもいかないし……って考えた時に、選択肢はそこになくて、なんか違うことやろうかなって思ったの。私の感覚だけど、その積み重ねってきっと飽きちゃうなって。フレッシュな気持ちで新しいことをしたいなって思ったんだよね。
やりたかったのは自分軸で発信していくこと。それで、ファンの方と自分をつなぐコミュニケーションの一つとして、アパレルをやりたいなって思ったの。服を作りたいというよりは、ファンとのつながりを絶やさないでいたいっていう感じかなあ。
峯岸:にゃんにゃん(小嶋さん)の友達ってすごくクリエイティブな人多いよね。
小嶋:結構いろいろ言ってくるよね、うちの友達って(笑)。私は結構、リアルな友達をみいちゃんに会わせてるんだよね。ほら、AKBの中にいるとまわりの世界とふれあうことないじゃん。だから考え方が固まってきちゃうから、ちょっと外部の刺激っていうかさ。
峯岸:効果でてるかな。連れて行ってもらうのは社会科見学みたいでありがたい。でもそういう方たちを、すごく尊敬する一方で、そうはなれないかもって気づいて、体張るようになった(笑)。
小嶋:私も今は自分のブランドをプロデュースしているけど、いつまでもプレーヤーでいれるとは思っていないから、アイドルの新しい形としてセカンドキャリアを作れたらいいなって思ってるんだ。まだ何もしてないから、夢の話なんだけどね。もし、ブランドやりたいっていう子がいたら、サポートできたらいいなって思って。
アイドル特有のファンの熱量とかがあるから、それを理解している人ってそんなにいないと思うんだよね。アイドルがお洋服のブランドで成功するのってすごく難しい……自分も色々経験したしさ。
峯岸:にゃんにゃんは消費されてない感じがかっこいい。自分の軸があるから、外で何をしてても安く見えない。
私も今みたいな体張るバラエティがいつまで続くかわからない。旬がすぎたらおわり。だけど、真ん中に軸があると「あれは楽しかったからやってただけです」って言えるじゃん。そういう風になりたい。
小嶋:私もプロデュース業で消費されちゃう子が多いなっていうのが心配なの。プロデュースしませんかっていう話はアイドルしてたら、たくさんくる。だけどそこで、どう消費されないかがポイントだと思う。もったいないなって思うことが結構あって。そこのクリエイティブをちゃんと見てあげたい。
昔はプロデュースされる側で、マネジメントされる側だったけど、今はプロデュースして、マネジメントする側。AKB時代の私は結構「察してください」「背中を見てください」って感じだったけど……。
峯岸:にゃんにゃんは後輩に話しかけたりするタイプじゃなかったよね。
小嶋:経営ってそれじゃだめなんだよね。自分で話しかけて、伝えていかないといけない。いろんな人と接する時に、AKBの時のことを思い出して、「この子はこのままだとこうなるな」とか「たかみなはこういうこと言ってたな」とか考えてアドバイスすることもあるよ。
峯岸:いいな!人生に無駄がないな!
AKBの活動と今やってることって、すごく違うように見えて、ちゃんとつながってるんだなって。自分のイメージを殺さない、生かしたままビジネスをやっているのがすごいなって思います。元アイドルって自分の過去をちょっと恥ずかしがったり、なかったことにする人もいると思うんですけど、何も否定しないというか、肥料にして大きくなっている。本当に私の憧れの女性ですね。こんな人が身近にいてくれて私の人生も安泰です。
みいちゃんは誤解されやすいけど、本当に良い子なの。空気も読めるし、気ぃ使いで、健気なの。出過ぎたまねをしないというか…「もっといけばいいのに!」って思うけど、それがみいちゃんらしくもあるんだけど。みいちゃんのファンに一言いうなら、みいちゃんは褒められるのが好きだから、みなさん褒めてあげてください!
久しぶりに話せて楽しかった♡
でもまだまだ話し足りないのでまたお茶しましょ。
仕事という感じではなかったけど、
仕事で一緒になったのも久しぶりだったので、
冒頭でのひとり喋りも、話の展開の作り方も上手でさすがだなーと改めて感じました。
みぃちゃんは自分の感覚を言語化できる才能もあると思うから、みぃちゃん自身が自分のできることを可視化する為にも、コラムはぜひ続けて欲しいです。
あとYouTubeも!!
最近はメディアにもたくさん出ていて、ロケで多忙な毎日だと思うけど、身体に気をつけてね。
自分を大切にしていきましょ。
みぃちゃんがプロデュースする卒業コンサートも楽しみにしています♡
◇放送時間:木曜日21:00-21:30 ◇出演者:峯岸みなみ(AKB48) AKB48の1期生で、朝日新聞の女性向けWEBコラムサイト「かがみよかがみ」内でコラム連載を持つ峯岸みなみの新番組がスタート!アイドルとして15年の活動を経て、30歳という年齢が見えてきた一人の女性としてリスナーと本音で向き合う30分の番組です。一日の終わりくらいちょっと褒められたい。そんな思いを共有しませんか? 番組HPはこちら
AKB48の最後の一期生で、アイドル歴14年の峯岸みなみさん。新型コロナの影響で卒業が延期となり、アイドル“留年”中のいま「かがみよかがみ」でコラムニストデビュー!「他人に褒められることをモチベーションに生きてきた」というアイドル時代を振り返りながら “宿題”に向き合います。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。