峯岸みなみ×新しい学校のリーダーズ「制服、女、4人組。だけどワシのことなめたらあかんぞ」
AKB48を卒業した峯岸みなみさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「やっぱり今日も褒められたい」(TOKYOFM木曜21時スタート)。毎週登場するパートナーとともに、お互いを褒めあいながら、それぞれの価値観や悩みをシェアしていきます。かがみよかがみ連載コラム「できれば明日も褒められたい」とコラボし、ラジオの様子をぎゅぎゅっと凝縮してお届けします。※内容は放送をもとに再構成しています。
AKB48を卒業した峯岸みなみさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「やっぱり今日も褒められたい」(TOKYOFM木曜21時スタート)。毎週登場するパートナーとともに、お互いを褒めあいながら、それぞれの価値観や悩みをシェアしていきます。かがみよかがみ連載コラム「できれば明日も褒められたい」とコラボし、ラジオの様子をぎゅぎゅっと凝縮してお届けします。※内容は放送をもとに再構成しています。
新しい学校のリーダーズ SUZUKAさん、MIZYUさん
歌い踊るセーラー服。青春日本代表。個性や自由を全身で表現し、はみ出していく4人組。
峯岸みなみさん(以下峯岸):新しい学校のリーダーズさん、私大好きなんです。この番組で「オトナブルー」という楽曲が、かかった時に、どういう人が歌ってるのか気になって調べてたらみなさんの動画にぶちあたってトリコになりました。きょうはすごく楽しみにしてました!
リーダーズさんをざっくり紹介すると、めちゃめちゃパフォーマンスがいかしている、セーラー服を着た女の子4人組って感じかな。唯一無二という言葉がぴったり。
楽曲も、振り付けもアイドルではないじゃないですか。うーん。私がもし皆さんの立場だったら、アイドルと一緒にしないでよみたいに言いたくなっちゃうと思うんですけど。制服きる女の子ユニットだから、線引きがわからないですよね。肩書でいうと何になるんですか。
SUZUKAさん(以下SUZUKA):わかりやすく、アイドルやバンドっていう定義がないから「新しい学校のリーダーズ」っていうしかないんですよね。
峯岸:新ジャンル!
MIZYUさん(以下MIZYU):青春日本代表になっちゃうんですよね。
SUZUKA:でも色んな目線があればあるほどうれしいなと思って。だからアイドルと言われても「でしょう~?」ぐらいな感じで、バンドと言われても「ふうん」みたいな。制服も着るし、奏でますし、曲も作るのは確かなんで、新しいジャンルをつくっちゃうかみたいな感じ。
MIZYU:なんと言われても「そう見えるんだ」みたいな感じです。
峯岸:セーラー服はどう思ってるの?
SUZUKA:セーラー服は戦闘服なので、着ているのは当たり前にはなってきているんですけど、初めてステージに立った時は、「セーラー服、女、4人」っていう視線を感じた。
MIZYU:ちょっとなめられているっていうか。そういう視線は感じるよね。
SUZUKA:それに対して、私は「ワシのことなめたらあかんぞ。曲はじまったら、ぶちかましたるからな。最後の曲とか、涙目なっとけよ」みたいに思ってましたね。
峯岸:そこがかっこいいよね。AKBが初めてミュージックステーションださせてもらった時も、セーラー服で、しかも曲が「スカート、ひらり」だったんですよね。ぶちかませないまま、終わっちゃった。
逆にリーダーズさんはギャップになりますもんね。若い女の子がセーラー服を着てると、ちょっと嫌らしい目で見ちゃいがちなんだけど、そんなことをさせないぐらいの、そんな目で見られる余地がない。
SUZUKA:逆にのぞき込んでこいって思ってる。体操着やからなっていう。
MIZYU:めちゃめちゃ見せに言ってるしね(笑)
峯岸:こないだのワンマンで、高校卒業して、セーラー服どうしようかみたいな話をしてたの、私も固唾をのんで見守っていたんですけど「脱ぎません宣言」でしたね。制服はいつまで、って決めてます?
MIZYU:決めてないですね。今に必死だから、今が「セーラー服でいないと」ってだけ。
SUZUKA:今は海外進出もあるので、自分たちの年齢がどうっていうよりは、日本の文化を伝えるための戦闘服って感じ。
峯岸:いつか、セーラー服を脱いでみようかってこともあるかも?
SUZUKA:セーラ服を着ているのが「新しい学校のリーダーズ」ではなくて、4人集まっているのが「新しい学校のリーダーズ」なんで、セーラ-服以外の姿も見せて戦っていきたいなって思いますね。
峯岸:そっちも見てみたい!
峯岸:はみ出していくをコンセプトにしてるけど、日本人ははみだすの苦手じゃないですか。私も……アイドルとしてははみ出してるかもしれないんですけど、人としては意外と保守的なんですよね。4人みてるとすごく自由だなと思って、はみだしていく時に意識してることありますか?
SUZUKA:はみ出すと言っても、丸出しっていうのはNGなんです。尾崎豊さんの「15の夜」のように、盗んだバイクでどっか行っちゃうのはあかんっていう。私たちはあくまでルールを守ったなかで、個性を出す。それが真のかっこよさなんじゃないかって思ってます。
髪艶々でメイクキラキラで肌トュルンで優しくて可愛かったです。
ははは。てへへ。
私達の話を聞いて下さってる時の真っ直ぐな目が印象的でした。
ドッグフードを早く食べたくて飼い主に上目遣いをするワンちゃんくらいの真っ直ぐな目でした。にゃん!
真剣に聞いて下さってるのが凄く嬉しかったのを覚えてます。
もっと峯岸さんの話も聞きたかった、、。って思ったのでまた会いたいです。
◇放送時間:木曜日21:00-21:30 ◇出演者:峯岸みなみ(AKB48) AKB48の1期生で、朝日新聞の女性向けWEBコラムサイト「かがみよかがみ」内でコラム連載を持つ峯岸みなみの新番組がスタート!アイドルとして15年の活動を経て、30歳という年齢が見えてきた一人の女性としてリスナーと本音で向き合う30分の番組です。一日の終わりくらいちょっと褒められたい。そんな思いを共有しませんか? 番組HPはこちら
AKB48の最後の一期生で、アイドル歴14年の峯岸みなみさん。新型コロナの影響で卒業が延期となり、アイドル“留年”中のいま「かがみよかがみ」でコラムニストデビュー!「他人に褒められることをモチベーションに生きてきた」というアイドル時代を振り返りながら “宿題”に向き合います。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。