目立つときはとことん目立ちたいし、目立たないときは場の空気に溶け込む。これがわたくし、ゆきだるまの自己プロデュース案。

悪目立ちしやすい見た目だから、ギャップを使って裏切っていく

ガタイもよく、声も大きく、名前も変わっているという、三拍子が見事に揃っている私。とにかく悪目立ちしやすいし、派手、態度がデカイ、ふてぶてしいと思われる。

だから、私はそこをうまくギャップで裏切りたい。
爪は3日に1回ヤスリで切って短く整える。塗っても透明のネイルしか絶対に塗らない。女性は爪を見ているから、そこで「こいつ予想通り赤くてラメラメのチャラいネイルしてる」という相手の思惑にハマるわけにはいかない。

髪も黒髪でピシッと結んでいる。後毛も出さない。これは、自分のやる気スイッチをオンにする意味もあるが、だらしないイメージを持たせないため。
「チャラそうでチャラくない」これが私の売り。

「我慢しすぎでは?」と言われそうだが、我慢は何一つしていない。私は相手から信頼を得ることに何よりの重きを置いている。お洒落より、信頼を得ることが私にとってははるかに上。

だから、ネイル1つで不信感を抱かせない、むしろプラスに働いてくれたらやらない選択肢はない。そういうわけで、外見には最善の注意を払い、その場に溶け込み、一緒にいてなんだか心地よい女性を目指している。

ただ、私の代わりはいくらでもいるとならないように目立つときはきちんと目立つようにしている。

人間関係で大事なのは相手の存在に興味を持ち、徹底的に肯定すること

まず、挨拶はフロア1大きい声で、毎日同じテンションですると決めている。既に出勤している方に清々しい朝を共有したいという思いと、昨日の失敗を忘れて、いい1日にする、私にとってスタートの合図。

朝は不機嫌な人も多いし、どうしても空気がどよんとしがち。でも、私はそういう空気を1秒でも早く変えられる人になりたい。
朝から疲れてる方には、10秒の勇気を出し、個人的に話しかける。「昨日は遅かったんですか?」など。

私は人間関係で1番大事なのは、相手の存在に興味関心を持ち、認め、徹底的に肯定することだと思っている。
だから、相手の顔色や機嫌などいち早く察知し、少しでも役に立てたらと、そういう想いから積極的に話しかけることにしている。

また、私は誰といつ、何を話したか記憶するのが得意だ。というか、メモしてでも覚えておくようにしている。
何を覚えておくかというと、相手の趣味、好きな食べ物、飼っているペット、お子さんの名前などなど。相手が大事にしているものを覚えておく。
実はこの術はキャバ嬢さんのコラムを読んでまねしてやっていること。

「他の誰でもないあなたがいてくれて私は幸せ」想いは行動で示す

先日、キャラメル味はなんでも大好き!という上司にキャラメルサブレを買った。たまたま見つけたので、手紙を添えて渡したら思いの外とても喜ばれた。たった200円だったけれど、プライベートで自分のことを思い出してくれて、好きなものを覚えてくれたことが嬉しかったらしい。

これは、コビをうっているのとは少し違う。日頃の感謝、そして「他の誰でもないあなたがいてくれて私は幸せです」という想いを行動で示したいだけ。だって、みんな、自分の存在を認められて嫌な気になるはずはないのだから。

上記のことは、よく考えれば当たり前だし、本を読んでてもいくらでもでてくる内容だと思う。でも、やっている人は意外と少ない。だから、私はやり続ける。今日も明日も明後日も。

「どう見られているか」ではなく「どうありたいか」が私のポリシー

他の人がしていないことをして目立つ。正直まだまだ足りないしもっと目立ちたいのが本音だけれど。
咄嗟に気の利いたことや綺麗な日本語が言えるひとになりたいし、しなやかだけど、きちんと言わなきゃいけないことは言う。そういう芯はあるけど柳みたいな人になりたい。

ただ単に自分がすごい奴だと思われたい、そうなると際限がなくなり苦しい。だから、どうみられてるかという他力本願ではなく、どうありたいかという自力本願でいるのが私のポリシーだ。

今日も理想のいろんな自分になるために、Kindleで心理学の本を借り、朝から読む予定である。