おにぎりは190kcal、メロンパンは350kcal、カフェオレは50kcal。
いつからだろう、コンビニでお昼ごはんを選ぶ時、ついつい栄養成分表示のカロリーの欄を見る習慣がついてしまった。

食べることが大好きなわたし。食事管理アプリのおかげで効果が出た

2ヶ月ほど前から、食事管理アプリを始めた。部活でスポーツをやっていることもあって、身体作りのためにちょっと試してみるか、ぐらいの気持ちで始めたのだが、今まで知らなかった栄養バランスや適正な摂取カロリーの知識が想像以上に身に付き、おかげでかなりの頻度で健康的な食事ができるようになった。

食べすぎることがなくなって毎日ちゃんとごはんの時間にお腹が空くし、肌が荒れることも減った。疲れにくくなった気もする。

こうやってアプリを始めたことでいろんな効果が出ていることは、喜ばしいことだ。

一方で、本当は何にも気にすることなく、好きなものを好きなだけ食べたいと思っている自分がいる。すごく矛盾しているのはわかっているけど、できることならカロリーなんて知らないまま純粋にごはんの味を楽しみたい。

わたしは食べることが本当に大好きなのだ。

高校生の私はカロリーを気にせず、何を食べても大丈夫だった

いろいろな栄養素を摂ることはいいとして、食べすぎないようにカロリーを気にする、というのは煩わしいものだ。甘いものも脂っこいものも大好きだから普通に食べるけど、食べる前にはどうしてもカロリーのことが頭によぎる。

高校生ぐらいまでは、カロリーなんてほとんど気にしていなかったし、文字通り何を食べても大丈夫だった。高校からの帰り道、夕ご飯の前なのにコンビニでパンを買い食いしていたし、食べ放題に行ったあとのご飯だっていつもと同じ量を食べていた。あの頃の自分にとって食べ物とは、胃の中に収まったらいつの間にか消えてなくなるものだった。

でもそれから少し年齢を重ねた今となっては、食べたものは確実に自分の一部になると感じるし、実際食べ過ぎたときは間違いなくその後に支障をきたすようになってしまった。食生活のせいで胃がおかしくなるといつも、高校生の頃はよかったな……と少し悲しくなる。

もしアプリを始めていなかったとしても、この年齢になったらどっちにしろカロリーを気にするようになっていたと思う。

食べたいものを何の憂いもなく食べたい。カロリーから解放されたい

深夜に食べるラーメンやお菓子は背徳感があっていいなんて言う人がいるけど、わたしは食事の時に感じる罪悪感なんてこれっぽっちも欲しくない。

どんな時間に何を食べても、何にも気にならないあの頃の身体と心が欲しいのだ。太りそうとか胃に悪そうとか、そんなこと頭の片隅にすら浮かべずに、食べたいものを何の憂いもなく食べたい、それだけなのに。

付き纏うカロリーのルールから解放されたい。

だけど、歳をとるにつれて身体は衰える一方である以上、このルールから解放されることは一生ないのだろう。

大人がおいしいものをおいしく食べるためには、このルールとうまく付き合っていかなければならないのだ。おいしそう!という純粋な気持ちだけでハンバーガーや唐揚げを食べられるのは、子供時代の特権なのかもしれない。