27歳の今。遊びまわっていた20代前半とは、まるで別世界に生きている。
ウィルスの世界なんて、悲しい映画の中の世界であって……こんな世の中になるなんて、まったく想像もしていなかったなぁ。
どこでも転がっていた恋のチャンス。コロナのせいで見事になくなった
あぁ……あの頃が恋しい。
金曜日になれば「20時にミスド前集合ね」。それが、定番だったなぁ。そして、みんなで乾杯して12時を過ぎるまでどんちゃん騒ぎ。
飽きてきたな……と思っていた日常も、今では本当に恋しいよ。
恋愛の始まりだって、いろんな場所にチャンスが転がってた。
相席屋に行けば、無料で飲食できて、ラッキーだったら素敵な男性とも巡り合える。
バーに行けば、みんなでわいわい楽しめるし、看護師の友達は、毎週のように合コンに誘ってくれてたなぁ。
合コンに行けば、ラッキーだったら付き合えるし、合コンで知り合った男性と仲良くなれば、更に別の合コンを開いてくれる可能性だっていっぱいあった。
出会いのチャンスだらけだったよ。
素敵な男性を見つけるに限らず、みんなでわいわいおしゃべりして、カラオケで歌って、そんな日々がすごく楽しかったなぁ……。
コロナ禍のせいで、恋愛のチャンスが見事になくなった。
私はずーっとそう思っていたけど、最近考え改めたことがある。
コンパや飲み会ができない今、マッチチングアプリの需要が増えている
特に地方でマッチングアプリなんて、なかなか彼女ができないようなダサい人しか絶対いないよ……!
見下した考えをしていたけど、「え?コロナ禍で逆に需要増えたんじゃない?」と正直感じている。コロナ禍により、コンパや飲み会ができなくなり、それでも出会いを求める人は、マッチングアプリしか、手札は残っていないのだ。
だから、逆に「the普通」な人もマッチングアプリに登場してくるってわけです。
マッチングアプリは、特に地方では、出会い系サイトという、あまりよくない印象が根付いていたようにも思えるから、なかなか踏み出せなかったけど、「今がチャンス」だと思った。
実際に、数名の人たちとマッチングして、ご飯に行く機会はあったけど、とても癖のある人等は少なく、普通の人が本当に多い。
年齢、年収、血液型、兄弟構成、恋愛への真剣度、趣味色んなデータを事前に知れてしまうので、実にありがたい。
コロナ禍が引き起こした新しい恋愛スタイルでもあると思う。
コロナ禍だからこそ、ピンチをチャンスにしながら生きていきたい
もっと現実的に考えれば、もし、今コロナ禍の世界でなければ、27歳現在、周りの友達は殆ど結婚しているので、正直、合コンも飲み会の件数だって半減していると思う。そう考えると、私にとっては恋愛の需要は圧倒的に高まった。
地方でも、マッチングアプリがわりと「あたりまえ」になっている環境でありがたい。
マッチングアプリで恋愛に発展するかどうかは、わからないけど、友達は、アプリで出会ってとっても素敵な彼氏ができたし、結婚に至ったケースもあるからこそ、私には希望がある。
コロナ禍だからこそ、ピンチをチャンスにしながら生きていきたい。