服は、いつだって私たちを元気にしてくれたり、毎日、気分を上げてくれる。そんな思い出の一着が誰しもあるに違いない。私も服との思い出がたくさんあるそんな話し。
キラキラと並べられている可愛い洋服。友達とお揃いの服を買った
ある日、まだコロナになる前の12月のこと、友達と映画を見に行った。
その帰りに有名ブランドの洋服屋に行った。お下がりばかりもらっていてじっくり洋服を見ることがなかなかなかったため、テンションが爆上がりした。可愛らしい洋服たちが並んでいてキラキラしていた。そこで友達とお揃いの服を買った。
次の日、学校に来て行って先生や友達に「お揃いいいね。可愛い」と言われて嬉しかった。
学生の時、私は、叔母にもらった胸にネックレス的なのがついている新しい服を学校に着ていき、勝負に出た。そしたら、初恋の先生が「胸のネックレス、オシャレだね」と褒めてくださった。
私が「これ、くっついているんですよ」と言ったら先生が「そうなんだ。すごい素敵だね」と言ってくださった。普段洋服のことはなかなか褒めてくれない先生に言われ、嬉しさからとてもドキドキして動揺して、ありがとうの言葉も詰まってしまった。勝負って大事だなと後から思い、服のことで会話できるって素晴らしいことと改めて実感した。
叔母がくれる洋服が大好き。祖母と叔母と過ごす時間も大好きだ
基本私の洋服たちは、黒や灰色など暗い色。変に賑やかな柄の洋服を着ると物事が思うように進まなかったり、気づかないうちに嫌なことになってた時もあるし、色々だけどあえて例えるならば、学校生活でプレゼンが上手くできなくて悩んだり、最近の会社では、仕事が失敗続きで決して服のせいじゃないのだけれど涙が出てしまった日は、何故か服のせいにしてしまう。
なぜだろうと切なくなる。そんな時でも服は、体をちゃんと包んで私を勇気づけてくれるのだ。気づかないうちにそっと。
小さい頃からずっと一緒に歩んできたお気に入りの服がたくさんある。その中でも、袖にレースが付いている服とか柄が可愛い服が結構私の好きが詰まっていて、どんな時も幸せになれた服だ。
そして、好きなアーティストのライブTシャツ。私は、アーティストのライブなどがあるたびにその相棒の服と一緒に盛り上がる。それが何より楽しいのだ。
高校1年頃、社会体験で、あるショッピングモールに行って友達と歩いていて、花柄で肩出しの派手なお洋服が目に止まり、思わず可愛くて試着までして買ってしまった。
その後、母に怒られてしまった。部屋着としてしか結局着なくなっていった。でも、みんなで行った買い物は、いい思い出しかない。
私は、祖母の家に行くたびに叔母がくれる洋服が大好きだ。毎回、プレゼント交換をするのだが、私はその時間がとても好きだ。笑顔が溢れる。もらう服によって違うけど、あるときは高級ならオシャレTシャツ、またあるときはワンピースなど季節や行事、イベントにピッタリなものをくれる。そして、それを着れば、祖母や叔母が「可愛い~似合う」といってくれるので、こっちまで嬉しくなる。
お気に入りの服との最高な思い出。世界を推しの服と回ってみたい
私にとって好きな色の服を着ることは、私というキャラクターを自然に鼓舞して日常を明るく楽しくしてくれる。そんな服とちょっとした旅に出てみた。
映画館や那須の遊園地やボーリング場や綺麗で目移りするようなお花畑、長崎の旅行と色々なところにお気に入りの服と行った。どれも最高な思い出ばかり。行く先々で撮る写真の中に私とお気に入りの服と笑ったり感動したり、写真に一緒に写ったり、こんな幸せな体験は、人類にしかできないことだろう。
私は、大人になってからファッションにこだわるようになったり、服を前より愛せるようになったと思うから、これからも服たちと楽しい思い出を作りたい。いつか世界を推しの服と回ってみたい。