実を言うと、憧れの人は実在しません。
なぜ?と思った方がいるでしょう。その答えは簡単で、憧れの人は漫画の中のキャラクターなのですから。
自分軸で生き出すきっかけをくれた、漫画NARUTOの主人公うずまきナルト
私が憧れた人はそう、超有名漫画NARUTOの主人公うずまきナルトです。
私は学生時代、何度かいじめを経験しています。親に心配はかけてはダメだ!という意識が強く平然を装い、笑顔を作る日々を送っていたことがありました。人に合わせて、顔色を常に伺い親にすら気を使う、誰かに頼ることが出来なかった。そして、自分軸を生きることを諦めていたんだと思います。
そんな私を救ってくれたのが彼だったのです。
え?漫画のキャラクターかよって思う人もいるかもしれません。
でも、いやだからよかったんだと私は思っています。
漫画の中のキャラクターの言葉には嘘がないから。
そう、このお話は現実世界に生きることに苦しみを感じ、人を信じることへ恐怖を感じ、行き詰まった私が自分軸を生き出すためのきっかけをくれた、憧れの人の名言についてのお話なのです。
そして、これをきっかけに前を向ける人が少しでも増えてくれたら嬉しく思います。
「俺が諦めるのを、諦めろ」。諦め逃げたくなる時思い出す、彼の言葉
日々何気なく暮らす中で、自分はこういう人間だから出来ないとか、こういう人間だからいじめられるんだと言い訳をつくっては逃げていることってありませんか?
私もその一人でした。正直に言うとまだその感じはありますが(笑)。
そんな時、うずまきナルトのある言葉を思い出します。それは「俺が諦めるのを、諦めろ」。
彼のまっすぐなその言葉を聞くと、何だか自分が諦めてしまっていることがばかばかしく思えたんです。
え?この人すごく単純って思いましたか?
思っていただいて結構!単純でいいんです。
落ちこぼれだった彼が、成長して皆に認められて里の英雄にまでなる、確かに漫画の中の世界の話ですが、私は彼に憧れました。
どんなに否定されても孤独だった時があろうとも、自分の信念を持ち、まっすぐ進み続ける彼の姿を見て、私ももっと自分の意思を大切にしようと思えたのですから。
その日から私の人生は少しずつ彩り始めました。やりたい思いから逃げるのをやめました、誰かを少しずつ頼れるようになりました。少しの変化が大きな変化へと。
大丈夫なんて言葉は言えないけど、ダメだ、無理だなんて諦めないで
今いじめられて辛い人。
今自分が正しいのか分からない人。
今悩みがあるけど誰にも相談できない人。
今その一歩が踏み出せない人。
大丈夫です、なんてそんな言葉、私から言うことは正直できません。
大丈夫という言葉は想像以上に重いと感じるから。でももし辛いなら、泣いたっていいと思うし、SNSとかで呟いたっていいと思います。
ですが、これだけは忘れないで欲しいです。
もうダメだ、無理だなんて諦めないで欲しい。
私は辛い時に自殺を考えたこともありました。でもまだこうして生きています。
きっとまだ自分軸を生きれていない人が多くいると思います。自分に正直に生きることは決して簡単なことではありません。
でも、それができるようになればあなたの日々に少し光がさしてくると私は願っています。
最後に1つだけ問います。
あなたは自分軸を生きられていますか?