【今回のエッセイ】

もし、もう一度高校生に戻っても、私はあの頃のままの女子校に通いたい。今時の可愛い制服が着れなくても、新しい綺麗な校舎じゃなくてもいいから。(花蓮)

母校が共学に。高校時代に戻れるなら私は青い春で溢れた女子校を選ぶ

まい「オタク気質な子とギャルが一緒にエロ本を熟読♡個を認め合う風土があったゾ!」

中尊寺まい(以下まい):このエッセイ読んで、「あれ、同じ学校出身ですか?」って思うほど、共感しちゃった♡ベッド・インは、かおりさんが小中高、私が中高大の女子校出身者なんです。女子校性活、ほんとに楽しかったな~…としみじみ思います。うちにはエロ本が保管されているロッカー「エロッカー」って言うのがあったんですけど、そういったBL本やアダルト雑誌を、オタク気質な子もギャルも、全員で貸し借りして一緒に読んだりとかしてましたね!(笑)学校に恵まれていたのもあると思うんですけど、個を認め合うような風土がありましたね。

益子寺かおり(以下、かおり):私が通ってた女子校もクリビツするくらい全部同じ~!女子校は異性の目がないぶん、ヤることなすこと遠慮ナッシングで全力投球できたのよネ♡みんな本能のままにのびのび生活してたなぁ~!ウチの学校は、ほぼ全員すっぴんだし、夏暑いとスカートのなか仰ぐし、名前も苗字呼び捨てで呼びあって、活発な子が多かったな~(笑)

まい:うんうん。エッセイにも書いてあったように、教室をナプキンが飛び交うし、コンドームに水入れて水風船みたいにして遊んだり、凍えながらフルーツバスケットしたり…今考えても、涙が出るほどかけがえのない大事MANでバカな時間を過ごしていましたね(笑)人生を通しての親友ができたのも女子校の頃。いまだに女子校時代のともだちんこと会うと、どれだけ楽しかったかって、ずっと当時の話しちゃうくらい!

かおり「鼻で笛を吹くユニットも結成!いい意味で放置プレイしつつも、受け入れてくれる環境に感謝♡」

かおり:わっかるぅ~!ただ、私の場合はそんな自由な女子校生活の中でさえも若干浮いていたというか、生きづらさを感じてて。周りに合わせて人と同じことをすることに対して過剰な反骨精神があったんですヨ…!(笑)

たとえば中1の時には同調文化に対する反骨精神が爆発して、なぜか自らを「ポポリポ星人」と名乗り、鼻で笛を吹くユニットを結成して、文化祭のステージでパフォーマンスしたり…(笑)一方で「人は見た目じゃ判断できないって、おのれで証明してやるぜ!」と、文化祭の実行委員や部活の部長とかを掛け持ちしたり…常に見えない敵と闘ってた女子校生活でしたね(笑)

それに、私が通ってた学校は小中高と私服だったので、そこでも独自のフェチを開拓してました♡昔から夢中になるジャンルがあると服装までその世界に浸りたい気質だったので、全身ヒラヒラの手作りのいちご柄のお洋服、全身黒のゴシック、派手なレインボーカラー、パンク系ファッション…その時々でハマってた趣味に合わせて登校してたなぁ~。人付き合いはそんなに得意じゃなかったクセに、変な所では目立ってましたネ…☆(遠い目)

今思うと、私みたいな“捻くれ者”に対しても「益子寺は、こういう子だもんね!☆」って認めてくれて温かく接してくれた、母校の環境や人には恵まれまくってたと思いますね…!だからこそ音楽や趣味・嗜好など、自分がスキスキスーなことに対して全力で熱中できたし、真摯に向き合い続けられた。そのおかげで君は1000%、今の自分がある!ホントに感謝してます♡他の学校だったら、サバイブできてなかっただろうなぁ、私…(笑)

でも女子校は12年間もウォンビーロングに経験したから、生まれ変わったら共学にも通ってみた~い!特に中高の頃は、エロい知識と妄想ばっかりモッコシモコモコ育っては悶々とする女子校生活を送ってたから、今度は淡いスクールラブをネ…♡

まい:私は小学校は共学だったけど、転校生だったこともあっていじめられっ子になって、2年間ほど学校に行けなかった時期があったんです。中学で女子校に入ったときに、「久しぶりに息をした」って感覚になったんですよね。中学ではずっとギターに夢中だったけど、みんなが尊重してくれたし、放っておいてくれたことが有り難かったな。だから私は自分の母校にすごく救われたし、今でも恩があるんです。講演会とかさせてくれないかな〜!(笑)

私は特に恋愛したいって気持ちはなかったな~。当時は身近な男性への興味と下心はほとんどなかったし(なので、後から爆発しちゃうんだけど…♡)、女子校時代は石田純一さんばりに女の子にモテたので…!とかいいつつ、誰よりも早く彼氏作ったりもしてたんだけどね♡

まい「社会人になって、メンズとの距離の近さによく怒られたな」

まい:そこから大学生や社会人になると、女子校時代との違いを大きく感じることもありましたね。女子校あるあるなのかもしれないけど、性別関係なくスキンシップを自然に取りがちで。だから、男性が身近な生活圏内に現れ始めると、「距離が近い」ってよく怒られてました。特に男の子の彼女から怒られてモメたり…ただ単純に「友達」として接しているつもりだったんだけど、今考えるとめちゃくちゃイヤな奴だっただろうな。トレンディードラマにもいるじゃないですか、台風みたいにかき回していく女!多分、それだったんですよ(笑)

映画とか飲みとかも、2人で行くことに全く抵抗がなくて。むしろ、気が合うのに遊ばないのって変じゃない?と思っていたので、何も考えずに遊んでいたら、好意があると勘違いされたり、彼女や彼を狙ってる女の子にこっぴどく説教されたりすることが多くて、だんだん「あ、距離感が女子校とは違うんだな」って気づくようになりました(笑)

かおり:わっかるぅ~!私も昔からフランクにメンズとふたりで出かけがちだし、がっつり友情も成立しちゃう。異性のともだちんこに対するスキンシップも無意識なんだよな…。お腹触ったり、脇の下に手を挿入して暖を取ったり…そこにあったら触っちゃう、みたいな♡コリも絶対女子校生活の影響だな~!(笑)

かおり「ベッド・イン御殿の学校は、週に一度だけ共学にしようかな♡」

かおり:ウチらには「ベッド・イン御殿をおっ勃てる」という夢がありまして♡幼稚園から老人ホーム…ゆりかごから墓場まで億ションで過ごせる場所なんだけど、その中に学校を建てるとしたら、どうしよ~!?イイトコ取りで、普段は男子校・女子校だけど、週に一度だけ共学になる日を作っちゃおうカシラ!?♡共学の日だけ超気合いを入れることもできるし、普段は気を抜くこともできる…メリハリのある学生生活、Eじゃん、Gジャン、最高じゃ~ん!?♡趣味もラブロマンスも謳歌していただいて!

まい:いや、たまに統合されるのは、「大ねるとん大会」になっちゃって逆に荒れるんじゃない?!(笑)やっぱり女子校時代が過ごしやすかったのって、恋愛沙汰が少なかったっていうのはあると思うんですよね。恋愛って楽しいことももちろんあるけど、揉めたり、別れたり、しんどいことも多いじゃないですか。ウォンビーロングな人生いくらでも恋愛のチャンスはあるから、必ずしも中高で経験しなくてもいいかなって思ったりしちゃうんだよなあ〜。

かおり:ロンモチで今となってはそう思えるけどネ!女子校生活はエネルギーを自分が好きなことに全力で注げて、心のGスポットを高める大事MANな時期になってたからこそ、自分らしくいられたんだろうなとも思うし。でも当時の自分はそんなことおツユ知らず、「このスケベな妄想、どうしてくれよう…!共学に行きたかったぜ!」って憧れて悶々としてたわ…!(笑)あ~ん、選べなくて、まいっちんぐぅ♡

まい:とりあえず、ベッド・イン御殿ではスキスキス〜なことを奥までズッポシ打ち込めるように専門学校設立で決まりだね〜♡

ミニアルバム「ROCK」発射オーライ

踊れる〝ボディコン・ロック〟をコンセプトに掲げてきたベッド・インが、 より激しく、よりセクシーに、ロック要素を色濃く抽出したミニアルバムを完成させた! 作曲家の渡辺和紀氏、渡辺未来氏とふたりが共同制作して作りあげたベッド・イン史上最もハードなナンバー「We Are BEDIN“」や、 おギグでも大切に演奏してきた「SHOW ME POWER」をマンをジして音源化! ベッド・インの新たなるステージを予感させるオリジナル全5曲。

詳しくはこちら