ヒーローへ
初めまして、突然の手紙をすみません、あなたの一ファンの者です。
今回あなたに自分の想いを伝えたくて手紙を書いています。
私があなたを初めて知ったのは「光のお父さん」※でした、あの物語をずっと読んでいて笑ったり泣いたりしました。感動をありがとうございます。
※出典: 一撃確殺SS日記というブログにてマイディー著書による、ファイナルファンタジー14を題材にしたノンフィクション。ドラマ、映画化されている。
「一撃確殺SS日記」http://sumimarudan.blog7.fc2.com/blog-entry-2019.html
こんなに心温まる家族の話があるんだと私にとって大切な物語です。
本も読みましたしドラマも映画も一緒に読んでいた母親とも見ました。
最初に出会ったのに気づかないお父さんに笑ったり、初めてエモートを使ったとき感動したり。
中でも笑ったのが光のお父さんのクルザスへの侵入!まさかの高度なプレイをしてからの、とても可愛い理由!爆笑して大好きなシーンです。
他にも結局行かない犬の散歩なんかもお父さんが可愛らしくて悶えてしまいます。
映画とドラマでは現実とリンクさせていてなるほど!と思いました。
でもその中でも私はゲームを真っ直ぐ愛するあなたの姿に心打たれました。
素晴らしい世界を教えてくれた、あなたへの感謝の気持ち
少し自分の話になってしまうんですが、私も昔はオンラインゲームをしていました。
精神障害で学校にいけない私はオンラインゲームの世界は楽しくて色んな人と出会い笑いあえる最高の場所で私のすべてでした、けれど大人になってもう卒業しオンラインゲームなんて恥ずかしいともう思い出さないようにしていたんですが。あなたのあの世界を見てオンラインゲームはなんて素晴らしい世界なんだと気づき、当時の想いを思い起こされました。
だから私が過ごしたあの日々も大切にしよう、そう思えたんです。
あなたには感謝しかありません。
そして好きな事を発信する強さと美しさも知りました。
その影響で私も好きな事について残そうと一つ記事を書きました、あなたのおかげです。
あなたのブログも最初から読んだりしました。特に吉田に叫ぶシーンは笑ってしまいます。
けれどそれだけあなたはあの世界を愛していたんだと思いなぜか私は嬉しくなりました。
自分は好きな事を言う勇気というのがありません。けれどあなたが発信し続けている姿を見るとこっちも勇気が湧き出してきます。
やっぱりあなたは私にとってのヒーローです。
あなたが発信する物語が原動力に、父親との絆への期待
あなたとお父さんは光のお父さん計画でお互いを知って仲良くなっていって本当に羨ましい限りです。
自分の父親は無関心で私に暴言を吐くような父親でした。
もう決別していて会う事はないと思います、けれどあなたの物語を読み返すたびにまたこんな風に父親と笑えるんじゃないかと思ってしまいます。
それは幻想だと分かっています、それでも思ってしまうほどあなたの物語は素晴らしかったです。
いつか自分の父親にこの世界はこんなにも素晴らしいんだよ、と伝えたいです。
そしてあなたが書いた通り「オンラインゲームの繋がりは儚くて脆い」そう書きましたよね。
その通りだと深く同意します。
けれどあなたが繋げた絆や想いは今でも繋がって人々の心に残っています。
それが原動力になっている人だっています、あなたが残してくれたものはそれだけ大きいんです。
長々とここまで読んでいただき、ありがとうございます。
もっと早くにこの手紙を出しておけば良かったと後悔しています。
あなたは今でもオンラインゲームをしていますか?できたら執筆もしていたらと思います。
最後に何度だって言います、私にとってあなたはヒーローです。
私の人生を変えてくれました、こうして書くのもあなたがあってです。
生きていてくれて、ありがとうございました。