母の不貞で生まれた私。いま幸せなのは、家族の覚悟があったから

私は母の不貞の末、生まれた子です。その事を未だに母や父、兄妹の口から聞いたことはありません。
母のおなかに私がいるのがわかった時、父は離婚を考えたようです。しかし実父はとても精神的に不安定な人で、私たちだけでは生活が出来ないのは目に見えていて、父は私を育てる決心をしてくれました。
親戚たちには散々罵倒され、なじられたようですが、年の離れた兄と姉も私を妹として可愛がってくれました。やがて私は高校大学を卒業し、社会人になって出会った夫と結婚し、母になりました。
妻になり母になり思うことは、産み育てるという父母の覚悟、周りに何を言われようと私を妹として受け入れ守ってくれた兄姉の覚悟は、相当なものであったということです。
あなたたちの覚悟がなければ私は今頃、こんなに幸せに暮らしていることはなかったでしょう。道を踏み外していたことでしょう。
あなたたちが私に真実を言わない限り、伝えることは出来ないけれど本当に本当に感謝しています。ありがとう。愛しています。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
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