今回のエッセイテーマをみて、「絶対に書く!!書きたい!」と決めた旅行大好き人間の私。
「私に旅が必要な理由」は「生きがい」。
旅は私の生きる為に必要不可欠な存在。

というのも、「旅」は私が生まれた時からそばにあった。
父親の仕事上、転勤族だったというのが一番な要因だと思う。

私は生まれは関東だが、生まれてすぐ地方に住んでいた。
両親は、今でも出かけるが大好きな二人で、アルバムをみると赤ちゃんの頃から色んなところにいって楽しんでいるのが写真が残っている。
物心をついてからも長期休みには日本各地、時には海外に旅してきた。

小学生の時、転勤が多い父の仕事の都合で東京から地方に移り住んだ

私が旅行を生きがいだと思うようになったターニングポイントは3つある。

1つ目のターニングポイントは小学生の時に訪れた。
冒頭に記載した通り、父の仕事上転勤が多く小学生になったある年に地方に住むことが決まった。当時は、慣れてきた生活に離れること、東京と比べて何もない場所に住むのは幼い私でもわかっていたからがすごく嫌がった。
でも、実際に住み始めてから、確かに東京と比べて土地柄も名物も何もかも違って最初は戸惑いはあったが、両親が色んなところに連れて行ってくれるうちにその土地が大好きに変わった。

東京に戻ってからの数年後。
大学入学前に当時住んでいた場所に訪れた時に久しぶりに訪れて「懐かしい」という気持ちと「こんな素敵な場所に住んでいた」ことに再確認できた。
そこで「過去にいった場所も初めて行く場所ももっと旅行したい」という思うようになったのは、小学生の頃に地方に住んでその土地の場所に訪れたからこそ芽生えた気持ち。

大学生で「47都道府県制覇」。「旅」の面白さ、奥深さに気づいた

2つ目のターニングポイントは、大学卒業間近になって、「卒業旅行」をどこにいくのか考えた時。

ふと、47都道府県制覇まで残り10都道府県ほどだということに気づいた。
この歳で47都道府県制覇している人は珍しいよなと思ったのと、制覇するなら社会人と違って時間に融通がきく「今」しかないことから「絶対に制覇する!」と決めた。

しかし、海外旅行にも行くこともあっていかに安く旅行いけるか綿密に計画を立てながらの旅。体調崩すというハプニングも起きたが、何とか「47都道府県制覇」することができた。

制覇できたのは、生まれた時から両親のおかげで日本のいろんな場所に行けたから。制覇してからさらに「旅」の面白さ、奥深さに気づいた。旅行を通して、その土地の人柄や歴史・名所の良さを学べたことは大きい。

社会人になったら今までのように旅行するのは難しいだろうなと思っていたが、そんなことなく休みを利用して学生時代と変わらず1年に10都道府県以上旅行していた。慣れない仕事に精神的にも体力的にも「旅行」で一旦リフレッシュでき、仕事にも色んなことにも「頑張ろう!」と奮い立たせてきた。

私が「自分らしく生きていける」のは「旅行」があるから

しかし、コロナ禍により今までできていた「旅行」ができなくなってしまった。こんなにも旅行できないことに、「自分が自分でなくなる」感覚に陥り、うまくオンオフの切り替えができず少しだけ精神的に参るようになってしまった。

このままでは精神衛生上よくないと思い、感染状況を見ながらの久しぶりに旅行した。久しぶりに飛行機に乗って観光していくうちに「いつもの自分」にもどれたのが実感した。
私は、「旅行」がないと自分が自分ではなくなってしまうことにコロナ禍になって「旅行」は「生きがい」だということを再確認させられた。

3つ目のターニングポイントは、コロナ禍になってからの旅行をしていた時。

生まれた時から「旅行」が身近にあって今までの人生を振り返ってみてもどの時も「旅行」を通しての学び、楽しさを感じてきた。「自分らしく生きていける」のは「旅行」があるから。だから私はこれからも旅行をしていく。

それが私の旅が必要な理由。