特集:わたしに旅が必要な理由

旅は私の心の支え。一人旅は生きる楽しみを3倍にしてくれる

わたしに旅が必要な理由

わたしに旅が必要な理由

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大学生の頃に読んだある小説の中で、主人公の女性が一人で海外に行くという描写があった。私はそれを読んだときにいつか一人で旅をしたいなと思った。
できれば国外へ。女一人は危険かもしれないし、私は英語も満足に話せない。けれど、もう大人なのだからどんなことが起きるとしても行ってみたい。
そう思ったのはもう10年近く前のことだけれど、未だに私は国外はおろか国内にも一人旅で行ったことはない。コロナが収束したら、きっと行こうと思っているのだけれど。

初めての一人旅はどこへ。行きたいところがたくさん浮かんでくる

初めての一人旅はどこに行こう?私には行きたいところがたくさんある。
例えばオセアニア地域ならオーストラリアのシドニーへ。シドニーへ行ったら、シドニーオペラハウスは確実に行きたい。それからボンダイビーチに行って、海を眺めて一日過ごしたい、私は泳げないから。あと、グレービーソースがふんだんにかけられたミートパイも食べたい。

アジア大陸なら、インドのアグラにあるタージマハルに行きたい。ニューデリーの高級ホテルに泊まってフルーツをルームサービスで頼み、ホテルマンにチップを渡してみたい。インドネシアのバリ島に行ったらランプヤン寺院とウブド市場へ行きたい。

アメリカ大陸で行くなら、憧れのニューヨークへ。セントラルパークではスニーカーを脱いで、草の上を歩きたい。グッゲンハイム美術館、メトロポリタン歌劇場でバレエ公演も観たい。人でごった返した夏は暑くて冬は寒い、あの街を歩きたい。朝はホテルから飛び出して、そこら辺のカフェの熱いコーヒー片手にブレックファストを食べたい。スリに狙われない程度に思いっきり観光客になりたい。

アフリカ大陸といえば、エジプトのカイロに行くのが夢だ。4000年前に作られた大きなピラミッドの前で、めっちゃ大きい!!と感嘆したい。砂と埃が舞う活気のある市場へ行きたい。街の人達に混じって、ガラベイヤを着て歩きたい。首にスカーフを巻いてサングラスをずらしながら、エジプトの陽射しの眩しさに目を細めたい。

日本にはない建物や風景。そして、その土地の風に当たりたい

ヨーロッパ大陸は行きたいところがたくさんありすぎる。イギリスならロンドンの大英博物館にロイヤル・オペラ・ハウス。フランスのルーブル美術館にガルニエ宮。イタリアのポンペイ遺跡にフィレンツェのドゥオモ、ミラノ大聖堂。スペインのカンタンデールに、ドイツのシュツットガルト、オーストリアのウィーンに、デンマークのコペンハーゲン……。

どの土地にもある日本にはない建物や風景を見て、アートに触れて、その土地の風に当たりたい。映画のように路上で演奏会やダンスをしているのを偶然観られたら、とても幸せだ。

仕事をしていると長期休みなんて取りづらくて、こんなにたくさん行きたいところがあるけれど、果たして行けるのだろうかとぼんやり考えることもある。世界は広いけれど、近くにあって、わざわざ出向かなくてもそのうちVRでなんとかなることもあるかもしれない。

科学がどこまで発展するかはわからない。けれど、その場所の香りや肌に感じる空気感、出会う人はやっぱりそこに行かなければ味わえないと思うと、アナログな私は自分の足で現地を歩いて体感したいと思う。
その場所の空気を吸うって本当に価値のあることだと思う。その土地の空気はどんな香りがするのかとても気になるし。

いつだって旅は私の支え。とっておくと楽しみが3倍に膨らむ気がする

一人旅をするために、英語や現地の言葉を少し学ぶことも、お金を貯めることもわくわくするし、その楽しみがあるからこそお仕事も頑張れる。幸い、私はいつまで働くのかわからないくらい、長く働く世代になりそうだから(年金がもらえるかわからないという意味で)、私の一人でどこかへ行きたいという気持ちが、明日への希望につながる。

旅はいつだって私の支えだ。楽しみはあとに取っておくというけれど、とっておくと楽しみが3倍に膨らむ気がする。だから安全に旅行ができるまで、今は楽しみを取っておいている。一人旅は私の生きる楽しみの1つだから。

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