2021年は、私の中でとても重要な年でした。学校の先生になるために必要な条件である2校の教育実習を行い、先生になるための試験を受けました。
でも、いい結果でないことばかりで今に至ります。ですが、私にとってとても大切な年でした。

印象に残った教育実習で、とても素敵な先生に出会った

特に、印象に残ったのは先程言った教育実習のことです。初めにやった実習では、初めて中学生と関わりました。母校で行っていたこともあり、私が中学生の時にお世話になった先生もいたのでとても居心地が良かったし、学びが充実した実習でした。
その実習校でお世話になった担当の先生が、とても優しく教えてくれる方でした。また、生徒に教えることについて真剣に考える先生でした。私自身、教育に関することは学校で学んできたこともあり、その先生に指導していただいたときは、とても嬉しかったです。

夏にあった先生になる試験では、良くない結果でした。とても悔しかったし、その後の進路が分からずに戸惑いましたが、その後もう一つの実習を受けました。前に行った学校よりも、今回行った実習校が私にとっては本命でしたが、改めて私の考えていた英語はその学校では本格的に行っていなくてとても辛かったです。

「生徒たちの反応を見るように」という先生の言葉を信じて

また、私は児童と上手く関わることが出来ましたが、学級でいる特定児童に上手く関わることや前の実習にはなかった多い授業の実施や指導略案の作成、コロナ禍の中での集会の実施もあって、とても過酷なものでした。

学校で先に実習に行ってきた人は、夕方5時には上がることが出来ると言っていました。私が行ってきた実習校では、夕方5時とありましたが、実習の記録を書いてからも私が授業を行う準備を行わなければいけなくて実習が終わる時間は夕方7時を過ぎた日もありました。

そんな時に、前の実習でお世話になった先生を思い出しました。前の実習で私が記録した日誌を出した後、毎日のように翌朝、実習が始まる時に日誌の上に先生が書いたコメントのある付箋が張られてありました。その付箋を見て、前の実習で先生が私に教えてくれたことやかけてくれた言葉も思い出しました。
「教える内容よりも、それを教える相手である子どもたちの反応を見るように」という言葉を信じて、今回の実習も頑張りました。

憧れの先生のように、英語を教えられる優しい先生になりたい

実習の後はとても過酷でした。学校に戻って、授業の課題だけでなく、来年の採用試験の勉強に小学校の方のボランティアにバイトも行ってという、とてもハードな日々を送りました。
学校での先生から、厳しい言葉を言われる日もありますが前の実習でお世話になった先生のように、生徒に英語を教えられる優しい先生になると決めたことから、どんなにつらい日々でも自分の為にも頑張って努力してきました。

実習を無事に終えた時も、前の実習で教えて頂いた担当の先生のことを思い出して、学校のことやこれから先生になることをもう一度考えていくとともに、あの先生のように英語を教えられる優しい先生になることを目標に頑張ります。

そして来年は、小学校の先生ではなくなりましたが、中学校の英語教員に採用されて、高校生の時から持った夢である「子どもたちに楽しく学ぶ英語を教えられる先生になること」を実現できるように日々精進します。
そして、先生みたいな教員になって夢を実現したいです。