たくさんのネット小説を読む私。出会いの一つ一つが奇跡

私は、ネット小説を読むことがとても好き。素人が書いたものから、本を出版したことがある人が書いたものまで、いろいろなサイトにいろいろなジャンルのいろいろな物語が溢れていて、スクロールする手が止まらなくなってしまう。こんなにお話が溢れていたら、読まない訳にはいかないだろう。
私の眠れない理由ナンバーワンは、ネット小説読み漁りだ。

ネット小説って凄くないか?ランキングを見ているだけで、世の中にこんなにたくさんのジャンルがあって、こんなにたくさんのストーリーがあって、こんなにたくさんその小説を愛する人がいるのだと思える。そして何より、こんなにたくさん小説を生み出してくれる人がいる。
たくさんのネット小説を読んできたが、その出会いの一つ一つは奇跡だと言えよう。膨大なインターネットの海を泳いで、こんなにたくさんの溢れている小説たちの中から私がその小説を見つけ出した奇跡、作者と出会うことが出来た奇跡。

スマートフォンという小さな端末から世界が広がっていく

私はネット小説はスマホで読んでいるのだが、本当にスマートフォンというものは素晴らしい文明の利器で、手のひらサイズのこの箱から、いくらでもお話を読むことが出来る。ネット小説にハマる前は普通の紙の本を読んでいたのだが、その時でさえ、このただの紙の束から無限に広がる世界に驚いていた。
本をスマートフォンで読むようになってからは、この小さな端末から世界が広がって、とってもとっても便利になったと思う。

リンクをクリックして読書ページに飛んだら、その瞬間から私は異世界の住人でスローライフを送っているし、別のリンクをクリックすれば悪役令嬢になって生き直しをしているかもしれない。別のリンクをクリックすれば別のおはなし、別のおはなし。どんどんうつり変わっていく世界。
リンクをクリックするだけで私は、どんな人間にもなれるし、どんな世界にだって行ける。紙の本の時もそうだったけれど、異世界旅行がネット小説ではより気軽に、小さな鍵で行くことが出来る。最高。この一言に尽きる。

更新への期待で毎日ワクワク。そのせいで夜更かししてしまう

もちろんほとんどが素人の手によって書かれたものであるから、当たり外れはあるけれど、それはそれでいいと思う。更新も作者の気まぐれだったりするので、その点もワクワクするところだ。
いい所まで読んだのに続きが配信されていない……なんてこともたくさんあるし、最後の更新から一年以上更新がなくてもうダメかな……と諦めていた小説が、ある日突然更新再開されたり。
次にどうなるかは作者しかわからない。誰も想像していなかったような展開になるかもしれないし、みんなの予想どおりになるかもしれない。次の更新への期待で毎日ワクワクできる。つい、毎日更新のチェックをしてしまう。そのせいで夜更かししてしまうのだけれども。

ネット小説って聞くと、低俗なものという感じがあるかもしれない。けれどこの世界はとても奥深いのですよ。
でも眠れなくなったら、次の日に響くから自己管理はしっかりしていこう。自分の欲望は自分で管理、これが人間だ。夜更かししすぎないように、眠れなくなりすぎないように、適度に異世界旅行を楽しもう。