ついに明日、わたしは決行する。
「浮気は絶対しない」と豪語する彼氏への反撃を。
浮気としか思えない行動を繰り返す彼の言い分は、おそらく「友達だったら何をしてもOK」だと、わたしは思っている。
だったら、わたしも友達なら何をしてもいいはずだから、月1で男友達と温泉旅行にでも行けば、相手を許せるのではないかと思い始めた。
そう思ったいきさつは、以前エッセイに投稿したので、もし良かったらお読みください。

「早く寝るかも」としか言っていないのに、彼は約束を入れていた

さて、わたしは今晩、眠れない夜を過ごしている。
なぜかと言うと、あまりにもイライラしているから。
わたしは明日、旅行に行くため、朝が早いにも関わらず。
普段は夜更かしが大好きなわたしも、今日こそは早く寝ようと思っていたのに。

イライラの原因はこれ。
彼氏とは、わたしたっての希望で、毎日の電話が欠かせない。
そしてわたしは、寂しさゆえにその電話を引き伸ばす癖がある。
「今日は早く寝る」と断定的に伝えると、完全にその前提で動かれるので、夜遅くまで電話に付き合ってもらえなくなる。
それがわかっているからこそ「ちょっと早めに寝るかもしれない」とだけ伝えておいた。
案の定、わたしが電話のスタート時間に言及したところ、「(じゅりとの電話はもっと早く終わると思ったから)約束をしてしまった」とのこと。
一体、どれだけわたしが早く寝ると思ったんだ?
わたしは「早く寝る“かもしれない”」としか言っていないのに。
別に構わない。
あらかじめ予想はできていた、と自分に言い聞かせる。
そういうことをする人だと分かっていたはずなのに、想像以上に堪えたらしい。

眠れずに頭が冴えてしまったら、書いて吐き出してしまおう

その理由はもうひとつある。
わたしは早めに寝たかったのだが、彼からのLINEが止まらなかった。
たまたま彼にとって興味深い話題を振ってしまった模様ではあったのだが、主な理由はどこぞの女と電話を始めるまで暇だったのではなかろうか、というのがわたしの考えだ。
他の女と話すまでの暇潰しに使われたみたいで、大変不愉快だった。
それは彼女に対する態度なのか?
本命は、わたしと暇を潰した後に話す相手なんじゃないか?とわたしは思ってしまう。

おかげさまで、目を瞑ってベッドに入っても、全然眠れない。
頭が超超超冴えている。
このまま頑張って目を閉じ続けるか、どうしようか、迷っていたときに閃いた。
かがみよかがみの募集テーマに、「眠れない夜の理由」があったじゃん!
書くしかない!!
どうせ眠れないのなら、吐き出してしまおう。
書くことで、頭の整理ができる。
書くことで、気持ちが落ち着く。

これからも、わたしが眠れない夜はエッセイを書こう。

ちなみにこれ、このテーマの締切前夜に起きた出来事なんだよね。
ちょっとした奇跡が起きたんじゃないかと思う。
タイミングだけは、彼を褒めたい。

そして、ちょっとだけ「眠れなくて良かった」と思ってしまったので、少しだけ彼を許そうと思う。
ありがとう。
次は「幸せすぎて眠れない!」そんな奇跡をエッセイにしたい。