空手、バドミントン、テニス、バスケットボール、持久走などの陸上競技、ソフトボール……思い返すと、学生時代に体育の授業でやってたものも含めると、相当な数のスポーツを経験してきたんだなぁと思う。

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その中でも私が長くやってきたのは、断続的にせよ、バドミントンである。
何せ、就職内定もらった直後に、さいたま市のバドミントンクラブに所属しているくらいなのだから。
とはいえ、大学生のときに加入し、一度は仕事で埼玉県を離れ、またクラブに戻ってきた私を受け入れてくれたリーダーには感謝しているが、予定の都合がついて参加した1年前のある練習日に参加したときのことがあり、参加が億劫になってしまった。

というのも、私が埼玉を離れる前後にはレベル分け等をしようという話があったのは覚えているのだが、埼玉に帰ってきたときには既に完璧にクラス分けではないが、同じレベルの人たちで対等に戦えるようになっていたのだ。

とは言っても、初級に毛が生えた程度のレベルは持っていると自分では思っていた私。
人より時間はかかるが、基礎練を十分に行えば戦えると思っていた。
しかしながら、現実は厳しかった。
もっとも、レベル分け制で人に誘われたにせよ、私が場違いなレベルのところに参加してしまったのが悪いのだが……。

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ご一緒させていただいた方々はもちろん、私よりレベルは遥かに高い。
1、2試合ダブルスでゲームをした後に、私の様子を見ていた、その日の仕切りをしてくださった方にはっきりと「今の初級レベルでもあなたより打てる人がいっぱいいる。もっと基礎からできる団体が組織内にあるから、そっちで練習してきた方がいいと思う」と言われてしまった。

そこからペアを組む人に知らないことを教えて頂きながらゲームをしていたが、その時すでに遅し。
仕切りをしてくださっていた方の一言が刺さってしまっていたので、その場にいることすらも怖くなり、ただでさえ動きが硬いのにもっと動きが硬くなってしまった。
仕切ってくださった方は善意で言ってくださったのかもしれないけれど、今思っても私を見て「あなたは場違い、邪魔」と思っていたのかもしれない、と思ってしまうともやもやしてしまう。

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その日を境に、私はそのクラブの参加には顔を出していない。
大学時代の自分を知っている方が、私のことを心配してくださっているよ、ということも人づてに聞いたりもしたが、上記の一件がトリガーとなってしまい、行きたくても怖くて行けなくなってしまった。
あと、これは私の完全なる都合の問題だが、どうしてもさいたま市を拠点としているため、私が住んでいるエリアからだと車でも1時間は余裕でかかってしまう。
この距離も1つの要因となってしまって足が遠のいてしまった。

沢山会員さんもいるクラブなので、表立って言ってくださる方、その場では言わずに裏で悪く言う人といると思うが、あれだけはっきり邪魔だから別クラス行って、みたいに言われてしまったら行きたくてももう行けないなと感じている。
とはいえ、今はアルバイトもしている身だから、そもそも頻繁に行くこともないが、タイミングが合うなら本当に初級や基礎練メインの部門には挑戦できたらいいな、とは考えている。
今まで言ってきた人に恩返しと、見返すためにも。