いつも私の背中を押す言葉、それは「人生まだまだ一周目!大事なのはノリと勢い!」という言葉だ。
私の考えた言葉だけど、とっても気に入っていて、大きな決断をしようと思った時、失敗が怖いと思った時、失敗をしてしまった時思い出すようにしている。たとえ失敗しても、まだ一周目だし……という気分になれるのでおすすめだ。

私は人生を何度も繰り返している転生者じゃないし、1を聞いて10を悟れる賢者でもない。だから、なんでも初めてやることだし、初めてやることは失敗もするものだし……と、この言葉で、とても前向きな気持ちになれる。別に私は、怖いもの知らずなチャレンジャーなわけではないけれど、この言葉を繰り返すだけで強い気持ちになれる。

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実際私はノリと勢いで今まで重要な決定を乗り切ってきたし、多分、上手くいっていた。自分でふりかえって最高にワクワクしてドキドキしてハラハラする人生だから、上手くいったって言っていいと思う。

中三で当時の私の感覚のまま、何も考えずに名前がかっこいいからという理由で高校を決め、絶対受かるという確信を持って受験に挑み、合格した高校入試の思い出。
高二で推薦でここの大学行きたい!私なら行ける!と、なんの根拠もない自信のまま志望校を決め、推薦してもらおうと思った時には成績が足りず、一般で目指すことになった。そして部活を楽しく本気でやって引退してから勉強を始め、共通テストでは、模試で常にE判定だったその志望校の合格ラインは突破したものの、「あれ、私の将来の夢違うな」と文転。
ほとんど文系科目を勉強していなかったにもかかわらず、元々得意だったので根拠の無い自信でまたもや入試に挑み、滑り止め私立も国立も受かったし、1週間勉強したら、興味のあったとある珍しい学部にも引っかかった。

正直人生が楽しすぎる。私の人生の全てを人に話すと、大抵の人に「重いね!」と言われるくらい本当はスーパーハードモードな人生だけど、面白くて楽しいなって思って生きてる。
ギリギリの所を綱渡りしている感覚はあるけれど、それも楽しい。ギャンブラーの素質あるよって友達にも言われた。

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「人生まだまだ一周目」って最初に言ったけど、多分人生って1回しかない。まだ死んだことないからわからないけど。2周目や3周目があるかどうかわからないから、やれることは1周目のやれるうちに詰め込んでおきたい。
当たり前だけど、やりたいことって自分がやらなきゃできない。その入口には初めてのことへの挑戦がある。無理かどうかはやってみなければわからないし、やってみて初めて無理だったな、と思うものだ。
だから失敗したってなんだって、とにかくやってみるのが重要だと思う。失敗することは怖いけれど、免罪符として、人生まだまだ一周目っていつも私は言っているのだと思う。

免罪符があれば、あとは自分の勢いがあれば挑戦は簡単だ。ノリと勢いを持って飛び込むだけなのだから。

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「人生まだまだ一周目!大事なのはノリと勢い!」
この言葉を常に意識してたら、ハードモードの人生も楽しくってなんとなくいいものだなと思える人生になってきた。
なにかに挑戦する時、ぜひ言ってみて。変に背負うものがなくなって、少し挑戦しやすくなるような気がするから。