私が働く目的は、誰かに自分の作品を手にとってもらい、笑顔になってもらうためです。
私は高校生の時の文化祭で店番係をやったことがあって、商品を選んでいるお客様がすごく笑顔で作品たちに触れてくれて、綺麗事かもしれないけど「心を込めて作れば素敵な方々に届けられるんだな」と思いました。
お客様が「ありがとう」って言って去って行くのを見ると興奮して、「こちらこそありがとうございました」とお互いに嬉しさを言葉で交わせます。だから、今度は私が本当に働いて、笑顔になってもらう目的で仕事をしようと思いました。
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私は、編み物の仕事をしていますが、なかなか技術が難しくて上手くいかない時もあるけど、お客様の喜ぶ姿を想像することで素晴らしい作品が沢山出来ること、直しがないように丁寧に作ること、綺麗に作ることを、今まで忘れていたわけじゃないけど改めて気づいて意識するようになりました。編み物あるあるで、糸処理はきちんとやらないと後で解けてしまったりするので、そういう細かいところまで気を配ることを編み物が気づかせてくれました。
仕事が好きな理由は、先輩や部長などとコミュニケーションを取れて楽しいから、仕事が人として自身の技術として学ばせてくれることだったり成長させてくれるから、それから仕事をしていると家とのメリハリがはっきりするから、どんな仕事が出来るかワクワクするから、夢を追いかけられるからです。
対して仕事が嫌いな理由は、休みが少なくて用事が済ませられないから、好きなことが出来ないからです。
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就職の前は、どんな世界が待っているのだろうと不安でいっぱいだったのですが、せっかく夢の出発点に立てたのだからと思って目の前がキラキラしていました。
就職した後は厳しい世界で、最初は糸をボール状にするお仕事で、新人らしい仕事だけどやりたかった仕事じゃないから辛かったけど、今は編み物をやれて、それでも完璧になるまでチェックが厳しいから、キラキラが「負けないぞ」というするどい視点に変わっていきました。でも、優しい方々に支えられて色々なことを教わって、感謝しながら仕事に邁進出来ています。
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仕事とは職種にもよりますが、どんなに苦しくても追い込まないとやってはいけないほど大変だな思ってる仕事と、「楽しい 」「やっていてすごくやりがいがある」「この仕事好き」と思える仕事の地獄と天国の世界が、この世の中にはまだ少しそういう距離感があります。その距離感と感情をコントロール出来るのは自分なので、自分の心に正直になって仕事を楽しめればいいと思います。
私も感情がすぐ表に出てしまうけど、仕事はいい感じなので楽しみます。人生は一度きりなどと言っている人がいますが、人生は自分で決めるものだし、一度きりではありません。自分のありのままの仕事のステージに立てればそれはとても素晴らしいことで、そのステージに立ち続ければきっと素敵な仕事ができます。
私も今日から一生懸命、目の前の事に全力で励みます。