「大切な人」と一緒にいたい日。ドイツで過ごしたクリスマス
デビュー50周年を迎えたユーミン、丸ビル20周年、新丸ビル15周年を祝う「Marunouchi Bright Christmas 2022~YUMING 50th BANZAI!~」とのコラボ企画です。通常募集時の1500字程度よりも短い180~500字程度のエッセイとなります。
デビュー50周年を迎えたユーミン、丸ビル20周年、新丸ビル15周年を祝う「Marunouchi Bright Christmas 2022~YUMING 50th BANZAI!~」とのコラボ企画です。通常募集時の1500字程度よりも短い180~500字程度のエッセイとなります。
モヤモヤした現実から抜け出したくて、ふらりと訪れたドイツ。
時期は気にしていなかったが、どうやらクリスマスシーズンが始まったばかりのようだ。
クリスマスマーケットが開かれ、街は賑わっていた。
マーケットの外れにあったヴルストのお店。
白ヴルストとプレッツェルを注文。
「どうぞ」と笑顔で手渡したのは、オーナーと思われるドイツ人のおじいさん。
優しそうで、温かくて、多くの人と出会ってきたのだろう。
私は少し照れながら「ダンケ」と答えた。
「クリスマス=カップル」を連想するが、クリスマスを家族や友人と過ごしたい人だっている。
共通しているのは、大切な人がそこにいてほしいということ。
ヴルストを手渡したサンタクロースも、私にとって大切な人だ。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。