2022年、私はどんな風に変化したのだろう。どんな風に成長できたんだろう。
あまり考えた事が無かったなあと、これを書く今、改めて感じている。
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私にとって今年はすごく戦いの年だったように思う。17歳で高校を辞め、働き始めてから今日この日まで、ずっとずっと戦っている気がする。
無理して働いては、出勤できなくなってやめて、また無理して働いて、そしてまた辞めて。こんな事の繰り返しをしていた。でも今の私は少しだけ違う気がしている。
辛くても、泣きたくても、バイトには行けるようになっている。去年の自分には考えられない事だけれど、今の私にはできている。
世間一般的に言えば、バイトや仕事に行くなんて、当たり前の事だという事は分かっているつもり。でも、私にとって当たり前が当たり前にできない事が何よりも辛かった去年から、少しずつほんの少しだけれど成長できたように思う。つまり自分で自分の感情をコントロールできるようになりつつあるという事なのだと思う。何もコントロールできなかった去年から、ほんの少し一歩踏み出せたように思う。
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毎朝、私が自分にかける言葉がある。それは、「100%じゃなくていいからね。60〜70%くらいで今日も生活しようね。大丈夫だよ〜」。気づいたらこんな事さえ自分に言えるようになっていた。
そんな今でもすごく不安で押し潰されちゃいそうで、ずっとずっと泣いている日だってある。動けないよ〜ってくらい身体が重い日もある。
そんな日はすごく悲観的で、自分は何も成長できていないって感じてしまったりもするけれど、次の日の朝、起きて隣にいる彼に「おはよう〜!」って言える。言えてる。ネガティブを引きづらなくなっている自分を朝すごく感じて、少しだけ嬉しくなる。そして隣にいる彼も嬉しそうだったりする。
その度にこれだけで充分だなあと思える事ができるし、最近は少しだけナイーブな自分を抱きしめてあげられている気がする。
私はきっと人よりも社会に出るのが早かった。早すぎた。
心が何も安定しないうちに無理やり社会に出て、「学校に行ってないんだから働かないといけない」という背負う必要のないものを勝手に自分から背負って、時にその重さに耐えられなくなってペチャンコになっていた。
楽しいと思っていた事も、好きだった事も、いつしか楽しめなくなっていて、私って何のために働いてるのかなあ、私って何がやりたかったんだっけ?って自分で自分の事がわからなくなっていた。
その時間ってとても空白で、ただ口座にお金が入るだけの期間で、私に何が残ってたんだろう。ただ心がカラカラになって、でもお財布は潤ってる。こんな感じ。
でも今の私は、私が求めているものがほんの少し分かる気がする。
多分私はお財布の潤いよりも、心の潤いを求めていて、自分の好きな事、楽しい事、大好きな人と過ごす事、そんな時間をもっと必要としているし、抱きしめていたいのだと思う。そして自分の事も抱きしめてあげたいと思えるようになった。
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1年間じゃあこのくらいしか成長できなかったなぁとたまに悔しくなる。周りからみたら何も変わってないかもしれないくらいの小さな成長だからこそ、自分が気づいて、認めてあげないといけない。
きっとあなたも、ほんの少し成長できている。それでいいよね。少しでいいよね。ゆっくりゆっくりでいいよね。
来年自分がどんな風に成長できるのか少しの期待を持って、今年を締め括ろうと思う。
私へ、あなたへ。
評価されようがされまいが、頑張ったね本当に。
毎日毎日お疲れ様。
あったかいお風呂に浸かって、あったかいお鍋でも食べよう。デザートはハーゲンダッツでね。
大好き。