働き方に矛盾を感じて休職。なぜここで働いているのだろう

今年は自由な生き方をする。
これが私の宣言である。

昨年は、仕事の感覚が自分の中で狂った年だった。社会として存在している働き方で、多くの人が当たり前だと思っているそれと、自分が思い描く本来の働き方に矛盾を感じたのだ。
矛盾を感じてからは早かった。崩れるスピードは、まるでジェットコースターに乗っているかのよう。気がつけば、少しずつ体の不調が現れ始めていた。次から次へと感じる体の不調に、逃げたいと考える時間は増えていった。

不調を感じると、我々はマイナスな方向へ思考が傾く。孤独だとさらに加速する。
眠れなくなった夜に、ベッドに寝転んでこれからを考えた時、自分のこれからがわからなくなった。
なぜここで働いているのか。どうしてこの仕事についたのか。
考えてもまったく答えが出てこない。
眠れなくなり、ご飯が食べられなくなり、これを人に話せば涙が止まらなくなった。
そんな私をみて上司は、休職の選択肢を出してくれた。これが自分の中で一番早く休める方法だと思った私は、しばらく休職することにした。

ずっと違和感があったけれど、我慢していることに気付いた

体を休めながら、自分の気分や興味の赴くことを第一に考えて行動するようにした。2ヶ月が経った頃、楽しいという感覚が戻り、自分はこんなに笑う人だったのかと実感するようになった。
人生で一番笑っていると実感できた日だったかもしれない。
それほど、この職業に対して学生の頃から違和感を覚えていて、それを無理やり抑え込んでいたのかと、自分の過度な我慢強さに気づいた。その反面、こんなに我慢していることに、周りも自分も気付かない世界はいかがなものか、と思った。

今の業種を変えずに転職するのか、全く違うフィールドに足を踏み入れるのか、あらゆる可能性を探した。転職サイトにも登録した。
しかし、業種を変えたとしても、企業に雇われて働くという選択肢はどうしても納得できなかった。月給はたかが知れており、税金として引かれる額も大きい。この額さえあれば貯金に回せるほど家計が助かるのに、と思ったのは私だけではないはずだ。

社会人として、働くことの大変さと、そこから稼ぎを得るための果てしなさを痛感していた期間だったと思う。
どんなに一生懸命働いても給料は同じ。私は給料制より歩合制のほうが向いているのかも知れないと思うようになった。

ブロガーとして生きる。チャレンジし、スキルを広げたい

そんなときSNSで、PCのみで時間にとらわれずに働くという方法を見つけた。PCを持っているだけでこんなにも可能性のある仕事に携われるのかと思い、自分のペースを崩さずに働けることがとても魅力的だった。
そこにワクワクを感じた私は、すかさずその広告を開いてコンタクトを取っていた。決して今の蓄えからは安くない金額も、先行投資だといい、もとが取れるまで稼いでやると希望を持って投資した。
すぐに、いろいろな基礎づくりから教えてもらい、成果を上げるための基盤を作っていった。
PCは設定が細かくなるほど難しい。英語でしか表記されていないところもあるのでさらに難読な場面もあるが、なんとか初期設定は完了。第一歩を踏み出すことができた。

進み始めた道は、ブロガー。
記事を読んでくださる方がいるとそれだけで嬉しい。リアルタイムで見に来てくれる方がいると、もっとうれしい。
年が明けて、今年。本格的に収益を上げるべく、さらに拍車をかけて研究や記事の執筆に取り組んでいこうと思う。
今年の目標は、“書く仕事”を本業にして生計を立てること。ブログだけにとどまらず、書くというスキルで出来る仕事はたくさんある。まずはチャレンジしてみて、その世界を知り、自分の知見とスキルの幅を広げていきたい。
街中の至る所にアンテナを張り巡らせて、生活の中から多くのヒントを得ながら、時にはどこかへ赴いて。
たった1円でも、自分が試行錯誤して稼いだ1円は嬉しい。なによりも価値がある。

私の宣言。
それは、ブロガーとして自由な働き方を手に入れること。
“楽しい”を最優先に過ごせる人生を送ること。

この1年がターニングポイントとなるように頑張ると決めた私。
1年後、胸を張って、笑っていられますように。