家族だからこそ言えた、私のわがままは、小さい頃、おもちゃをあれも欲しいこれも欲しいと言って買って貰ったことです。
親は家族なうえに優しいので買ってくれましたが、子供あるあるで、将来いらないものなのに話題になっているアニメのおもちゃやぬいぐるみを欲しいと親にねだるのです。
だから、親にはこんな子供でごめんなさいという思いと、あの頃の私に「お金はもっと心のそこからとって置けるものにして、捨てないものにしなさい」と強く言いたいです。
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もうひとつ家族だからこそ言えた私のわがままは、母に今の就職先がいいと言ったことです。
本当は大学も少しは行って欲しかったかもしれないけど、就職という道を選んでしまってごめんねという気持ちと、何も言わずに後押ししてくれてありがとうという気持ちしかありません。
幼い頃、私は下の弟と良く遊んだし、喧嘩もしていました。私はある晩に、弟がなかなか大事なお人形を返してくれなくて、思わずいたずらで手でビンタしてしまった記憶があって、弟はゴミ箱にあたって鼻血を出してしまいました。だから、今の弟に言っても覚えてないと思うので、当時の弟と人形に謝りたいです。
中一の時、小学校から一緒の仲が良かった友達が転校してしまう日の大事な時に、私がインフルエンザにかかってしまって熱も38度くらい出て、苦しいのもあったし友達を送ってやれなかった悔しさで大泣きしました。「ごめんね。私のバカ」と自分を責めたり、友達の事しか頭になくて母親に抱きついてとにかく泣きました。
その後、その友達に会って「ごめんね。バイバイ出来なくて」と言ったら、「大丈夫だよ〜ありがとう」と可愛い声で言われてほっとしました。
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同僚がいないので先輩に押しつけてしまった、私の失敗をお話します。
私の会社は毎朝掃除をやるんですけど、トイレ掃除で水道の掃除を先輩に全部任せてしまいました。
ちょっと国体の関係者以外誰にもいえないしくじりは、今年久しぶりに国体という大舞台に立てたのは良かったのですが、会場で前日練習があってその日の朝、ホテルのエレベーターを降りた瞬間、規定のジャージやら帽子を全部置いて来てしまって、取りに行ってくださった一緒の部屋だったコーチに本当に申し訳ないことをやらかしたなと反省しています。そして、感謝しかありません。
悪いことをしたり、仲間に押し付けてしまったりなど、自分がしてきた罪はすぐ謝ればいいですが、時間がある程度たってその罪を思い出せば、気まずくなったり今謝っても無駄かもと思ったり、相手がそのことを忘れていることを願ってしまったり、取り返しのつかないことになってしまうかもしれないその前に、一人の人間としてだめだと思います。
そういうことを積み重ねていかないようになるべくしていった方が、相手の方や自分も変な感じにならなくて済むし、心が罪悪感とかで汚れていかないような気がします。
私も大人として、これからもこういったことにならないように成長していきたいと思います。