2023年、1月31日。私は無職になりました。
2022年の4月に入社した会社を、わずか5ヶ月で退職した私にとっては2度目の無職期間に入るわけですが、やはり無職の自分ってどこかストレスというか……。「働かなければ生きていけない」精神が骨の髄まで染み渡っているようで、人間の狩猟本能を思い出させます(狩猟したことないけど)。
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昨年の9月に一般企業を退職し、10月にはずっとやってみたかった図書館員として働き始めました。しかし、派遣雇用のその仕事も1月いっぱいをもって任期満了、私はニートになるわけです。次に何をやりたいかは、ある程度決まってはいるのですが、果たしてこの道で正解なのか、結構不安だったりもします。
このままこの図書館で働くという選択もあります。ちょうど契約社員の人員補充のためにホームページには求人も出されていたので、私がこれに応募すれば、99%の確率で正式に図書館の管轄内で働けることでしょう。しかしダメなんです。応募しちゃいけないって狩猟本能が言ってるんです(狩猟したことないけど)。
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私は将来、「これが得意」と胸を張れる分野を確立しておくことを目標にしています。私は昔から器用貧乏で、何かと手をつけてもある程度はこなせる人間でした。その分、「特技はなんですか?」という質問の返答にはいつも困り、面接では毎回違う答えを言ってしまうほど。できることはたくさんあるけれど、どれも均一で突出した才能がない。これが結構困るのです。
だから私は、難しいことに挑戦しなければいけないと考えています。ある程度のことができるのなら、難易度をあげて、挫折を繰り返すうちに自分に合った生き方を見つけることが出来るのではないか。そしてその挑戦はきっと、なるべく早いほうがいい。
図書館はとても働きやすいところでした。職場環境も良く、一緒に働く人たちはみんな優しく、残業なんてしたことない。きっとここで働き続けていられたら、私はストレスフリーで充実した生活が送れます。わかっているのです。きっとここ以上に恵まれた職場なんてそうそう無い。けれど、私はここで立ち止まるわけにはいかない。就職難と言われる現代の日本に、私は立ち向かっていかなければ、将来の自分に示しがつかないと、日々自分を鼓舞しています。
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新しいことに挑戦するのは、大きなストレスを伴います。新しい人間関係の構築も、新しい環境に慣れるのも、そもそもいい仕事が見つかるかさえ不明瞭。本当は図書館を離れたくなくて、先行きが不安で、毎日気持ちが沈んでしまう瞬間があります。そんな自分を情けないとは思わないし、むしろ甘えずに修羅の道を歩む自分を褒めてあげることにしています。偉いよ、自分。きっと大丈夫。
この選択が私にどんな影響をもたらすのか、すごく不安で、少し楽しみ。でもどんな結果であれ、私はこの選択をした瞬間を後悔しないで生きたいと思います。理想の自分に近づくためには、このくらいの苦悩は投げ飛ばせなきゃね。