メンヘラや承認欲求なんて言葉を誰かが作った時から、心の機微をありのまま書くのが難しくなった気がする。

ダイエットやら、整形やらなんやらの出てくる広告に書いてあるフレーズに、いちいちモヤッとする。
顔だって体だって、他にもなんでも加工できる時代だし、めちゃくちゃオシャレな動画だって作れちゃう。
そんなものに、毎日触れやすくなっている今の社会では、みんながなんでも出来るように見える。かわいくみえる。イケてるし、キラキラしてみえる。

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自分の魅せ方がわかることや、ポジティブなパワーを持つことは勿論素敵なことなんだけども、一方で、どうしても言いにくいことが増えて、ネガティブな一面を見せることに、まだまだ理解は少ないように感じる。というか、そういうことが、ちょっとダサい感じに見られてる気がする。

SNSにはポジティブなものしか載せるべきではない、という意見もある。
その気持ちもわかる。
でも、毎日の日常って、楽しいこともあるし、嫌なこともあるわけで。
ちょっと心が動揺するようなことがあったり、やりたいことができたりする時に、誰かに何かを思われるから、という理由で自分の考えを押し殺したり、ネガティブな気持ちが悪いから、隠していかないと、なんて思うような社会はちょっと息苦しいから、単純に、やわらかい場所が増えたらいいなぁとおもう。

とはいいつつ、時々でてくるメンタルケアに関したセンスのない画像もたくさんでているから、こう見られんのはちょっといややなーってなる（笑）。
むずかし。

それでも、私はもう少ししたら回りまわって、セラピーやセルフケアがナチュラルにできる世の中になるような気がしている。というか、そうしたい。
だってそもそも、昔と今の生き方は全然ちがう。
全くの別物なのに、昔の状態のままで順応しようとしていること自体が変な話だと思っている。

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海外の同世代の女の子のYouTubeを観るのが私は好きだけど、同世代の女の子たちはすでに週に一回、セラピーを受けていたりするし、セクシュアリティやメンタルケアなど、そんな話をカジュアルにしている。
私はPodcastも聞くのが大好きで、その人たちのPodcastもよく聞く。結構センシティブな内容なのに、ポップに表現しているところも楽しい。
カバーのセンスもとてもいい。
こういったものに私は密かに憧れている。そういうことがこっちでもイケてるっていう空気感が広がればきっと楽しいなあ、とグルグル頭の中で思いながら、今、こんなに自分の思考を長文で投稿している私はちょっとダサかったり、変な子の立ち位置にいるのかもしれない（笑）。

それでも、ソーシャルメディアを通して日記を投稿するようになってから、もうなんだか色んな意味で開き直れるようになったことは嬉しい。
たくさんの人にみられたいというよりは、単純にそのままでいたいだけなのです。
自分の気持ちを投稿するようになってから、いろんな人からコメントをもらう。年代も性別も職業もバラバラ。えーなんなん、みんなそう思ってたんじゃーん、とか思ったりする。うれしい。

社会を変えるとかは出来ないけど、別にキラキラした見栄えだけ気にしないでも、普通にそのままで生きてみたっていいんじゃないかと思う。

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いまだに恥ずかしいし、投稿して、うわぁァア消したい、消そうかな、とか毎回思うけど、グッと堪える（笑）。どうかこのままリンクを開かないで飛ばしてほしい。読まないでって思ったりもする（どっちやねん）。
だけど、どう見られたいかより、どんな自分が心地いいかで動くことをきめたのである。ちょっと変な子だと思われるかも知れないし、後で失敗だったかなと思うかもしれないけど、私にそれが合うか合わないか、やってみたっていいでしょーと頭の中で思いながらいつも文章を考える。

半分ヤケクソかもしれない。
それでもこの勢いがあるうちに投稿しておかないと、またビビって何もできなくなるからね。

新しい挑戦や、ドキドキすることを始める人を、見えない場所から小馬鹿にしているシーンはよく見てきた。そんなことしたって、自分がやりたいと思ったことが見つかった時、始めにくくなるだけだよ。
肩の力をぬいていこ〜。
否定しないから否定しないで〜。
そんなピースな場所になったらな。