経験豊富に見えて、実は鉄のパンツを履いたガード固い女でした
かがみよかがみとTikTokのコラボ企画。今回は特別企画のため、通常募集時の1500字程度よりも短い180~500字程度のエッセイとなります。
かがみよかがみとTikTokのコラボ企画。今回は特別企画のため、通常募集時の1500字程度よりも短い180~500字程度のエッセイとなります。
私の初体験は20歳6ヶ月目だ。
高校生の頃は、私=「ビッチ」・「やり〇ン」・「尻〇る」・「エロい」
目元がきつくて、身長も高くラスボス感の見た目から変な噂が流れていた。
廊下で男子の横を通るときに直接言われたことだってある。
その度に私は、認めることも否定もせず、聞こえないふりをした。
みんな知らないでしょう?
高校生の私は変な噂になるほどの女じゃないんだよ。
20歳を過ぎるまで「処〇」を守り抜く謎の決意があったから。
実は鉄のパンツを履いたガード固い女でした。
好きな人ならそろそろしたら?なんて言われたけれど、どれだけ好きな人でもお誘いには断った。
自分を大切にしていないようで、実は大切にしていた「処〇」というお守り。
経験豊富に見えて、全くの無知人間でした。
見た目で人を決めつけるのは良くないし、そんな噂を立てられる顔の自分が嫌いだったけれど、今では最大の武器で大好きだ。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。