理想のオフって何だろうとあらためて考えてみた。
私は友人や家族と会うのも好きで、出かけることも好きだけれど、ひとりの時間をとても大切にしている。
電池の充電器のように、私を回復させてくれるものは1に睡眠、2にスマホのゲーム、3に読書だ。

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まず、朝起きて布団から出ずにぐだぐだとするのが最高。睡眠を好きなだけむさぼる。私は夜寝る時間が、9時半や10時くらいなので、朝の目覚めが5時か5時半くらいになる。平日はそのまま起きて家事をするけれど、オフの日は自分を思い切り甘やかす。

そして、布団の上でゴロゴロしながら、近くに置いてあったスマホを手に取りゲームを始める。
私がはまっているのは、ストーリーを読み進め、戦いも作戦を練りながらやるものだ。
敵と戦う時に、敵との相性を見ながらキャラを使えば、有利にバトルが進む。
次に繰り出される技はどのように影響を与えるのか考えながら進められるので、ちょっとした頭の体操になる。
戦いに勝利したときの爽快感は最高のものだ。
キャラは育成もしなければ強くなれないのだが、ゆるくまったりとやるのが私のゲームの楽しみ方なので苦痛に感じたことはない。
気が向いたときに、ガーっと集中してすることもあれば、今日は全く気分が乗らないからしないという日もある。

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そのゲームが終われば次に、読書をする。スマホで読むのではなく、大きめのタブレットを使って読む。それか、紙の本だ。

前までは、紙の本のほうが良いと言っていたけれど、考えが変わった。
Kindleを使ってみると、便利だし、いろんな本が本屋に行かなくても買うことができる。
それに、かさばらないから紙の本のように場所をとるということもない。
タブレットを一つ持っているだけで、すぐに読むことができる点は使い勝手がいい。

でも紙の本の良さも捨てがたい。なんせ、紙に触れていると落ち着く。本の香りがして、読書をしている気分があがる。一枚一枚ページをめくるこの感覚はとても良い。

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読書の話に戻ろう。最近読んでる本といえば、コミックエッセイがほとんど。
コミックエッセイは、読んでいてじんわりと心温まる感動ものもあれば、読んでいる人に勇気を与えるようなもの、くすっと笑えるようなものを主に読んでいる。漫画形式なので、サクサク読めるし、絵だとわかりやすい。
そして、自分のメンタル面に役立ちそうな考えやアドバイスが書かれた本。先人の知恵は、私にとってとてもありがたい。どのような対処法や考え方があるのか学べる。
例えば、人の目を気にしすぎる場合どうすればよいのか、気を使いすぎるこの性格はなんだろうか、など。
本を読むことで、解決策を自分に合うように考えるようになった。そのおかげで、自分のことを客観的に見れるようになった気がする。
読書はより人を豊かにすると思う。本を読んで、自分の思いつかなかった考えを知ることができる。

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さて、私の理想のオフはここまでと言いたいところだけれど、忘れてはいけないことがあった。美味しいものを食べることと、温かい紅茶やお茶を自分のために入れることだ。

美味しいものを食べれば、自分の中が満たされていくような気持ちになる。
最近料理を作るのがめんどくさいという気持ちがなくなってきた。むしろ料理をして自分の気持ちを整理していることもある。むしゃくしゃしたときは、淡々と材料を切って鍋に放り込み、それをぐつぐつと煮ていると不思議とすっきりする。

温かい紅茶やお茶は、入れて飲むだけでほっと一息つける。なにか少し気分が落ち込んだ時は、白湯でもいいから温かい飲み物を飲むと心が休まるとどこかの本で読んだ記憶がある。
さあ、今日もまったりやっていこう。