最近困っている私の癖は、寝落ちしてしまうことだ。
この光熱費が高騰している中、電気を一晩中つけっぱなしで寝てしまう。
ひどい時は化粧を落とさずに寝ている時がある。会社から帰宅して、バタンキューとはこのことかと思った。
明け方に寒さで起きることもあった。
光熱費がもったいないだけでなく、資源の無駄をしているし、健康にも、肌にも悪い。自己管理ができていないことが恥ずかしい。そして日中のパフォーマンスにも影響する。
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平日は1日12時間ほど働き、出勤に2時間使う。
家と会社の往復とは、まさにこのことだ。それでも24時間のうち、家に帰宅してからも睡眠や次の日の準備以外にも何かしているのだが、さっぱり記憶がない。仕事だけで1日が終わっている感覚で、気づいたら次の日会社にいるという状態だ。
百害あって一利なしだと分かっているのに寝落ちがやめられない。よく眠れていないから疲れも出やすく、次の日の寝落ちに繋がるという悪循環に陥っている。
寝落ちの原因は、働きすぎていることだろう。
そして栄養が足りていないことと、体力の低下だ。
佳境に入っているプロジェクトが重なっていることや、人員不足により一人一人に仕事が集中していること。そして年度初めと第1四半期の締めがやってくること。
コロナの第五類移行により、出勤がメインになっていること。
これによって1日の労働時間は12時間ということが当たり前になっている。
本当は12時間以上働かなければ、仕事は終わらないのであるが、体力の限界で働けなくなる。毎日仕事を次の日に繰り返しているということも日々のストレスとプレッシャーになっている。
終わらないどころかどんどん増えていくTodoリストを見るとだんだん悲しくなってくる。
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疲れないように働くということは無理だ。そして、今抱えてる仕事は1人でこなせる量を超えている。その中でストレスを抱えずに、プレッシャーを感じずに働くということは無理なものだ。
その証拠に、予定のない休日にはベッドからなかなか出られない。そして昼寝もしてしまう。気づくと部屋は薄暗くなりもう夕刻だということもしばしばある。
夜11時近くに帰宅してそこから料理をしたり、がっつりご飯を食べるということはなかなかない。
簡単な作り置きを食べたり、あっさりとお茶漬けで済ませたりしている。
業務時間中に夕食を本格的に食べるわけにもいかず、お菓子で空腹をしのぎ、退勤時間を迎える。
帰宅した時ももちろん空腹ではあるのだが、もう感覚が麻痺していて、たくさん食べたい気分にはならない。もちろん真夜中近くに夕食をとる罪悪感もあり簡単なもので済ませてしまう。
平日の栄養があまり取れていないので、体力もつかず、帰宅後すぐに眠くなってしまう原因だと分析している。
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私だけでなく、チームメンバー全員が疲弊している様子を見て、課長が在宅勤務の回数を増やすように言った。
久しぶりに在宅勤務をしたとき、労働時間はやはり12時間だったが、心の余裕が全く違った。
夜ご飯もお腹いっぱい食べて、満たされた気分になった。
寝落ちを防ぐには、心の健康も大切なのだと実感した。