私は国内旅行、海外旅行問わずに旅行が好きだ。
コロナ前は平均して年に1回海外旅行に行っていた。
一緒に行く相手は家族、友人と色々であったが、その1回1回が思い出深い。
海外旅行に行った先で撮った写真を眺めたりお土産に買ったものを見るだけでも、旅の楽しかった思い出が蘇ってくるから不思議なものだ。
私はあまり同じ国に行くことはないのだが、 韓国には旅行で2度行った。 それぞれ一緒に行った人が別だったので振り返ってみると感慨深い旅になっていた。
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私が韓国旅行に行ったのはどちらも大学4年生の時だ。
1回目は7月に行った。
就活が一段落し、大学の授業に余裕があるうちに旅行に行きたいと大学の友達と話して、行き先の候補に挙げたのが韓国であった。
韓国は日本から近くて比較的安価で、日本語も英語も通じるところが多い。
それに当時、私は同世代に大分遅れを取って K - POPファンになったばかりであった。
K - POPアイドルが話す言葉、歌の意味を理解したくて、韓国語を独学で始めていたこともあり、アイドルには会えないとしても、韓国に行けることを楽しみにしていた。
2人とも初めての韓国旅行ということもあり 、ガイドブックを参考にして、ソウル市内を王道の旅行をした。
私が留学をしていた時に知り合った韓国人の友達とも会うことができ、一緒にサムギョプサルを食べに行った。
気心のしれた友達と、日本からすぐに行ける海外は最高だなと思った。
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2回目は大学の卒業式後の3月に行った。
一緒に行ったのは小学校からの幼馴染で、大学生になってからも時々あってはいたが、旅行に行くのは初めてだった。
小学校の頃は親友であったが、旅行に行くと価値観の違いがより顕著に現れるという。
喧嘩をしたらどうしようと心配をしていた。
しかし、実際行ってみると杞憂に終わった。
たくさん行きたいスポットを調べてきてくれ、1回目とは全然違うスポットを巡ることができた。
行ったのは1回目と同じソウル市内であったが、韓国っぽいカフェであったり、写真映えするスポット、服屋さんなどに行った。
コスメをセールしている店があったので一緒に何軒もはしごしてくれた。
前出の韓国人の友達にも会ってくれ、積極的に英語のコミュニケーションをしてくれて、とても楽しかった。
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私は大学の後期の授業で、韓国語を履修したことで、簡単なものであれば韓国語でコミュニケーションが取れるようになっていた。
自分の中の成長を知ることができてそれも嬉しかった。
小学校の友達と行った韓国旅行の一番の思い出は、夜ごはんを食べた後ににチキンが食べたくなり、遅くまで開いてる店にチキンを食べに行ったことだ。
行きは地下鉄に乗って行ったが、 帰りは終電がなくなっており、ホテルまで歩いて帰った。
途中すれ違う人の一人一人にビクビクしてしまった。
今振り返って思うと、多少危険ではあったが、バイタリティのある彼女とだからこそ、深夜の美味しいチキンにありつけたと思う。
私は2度韓国に行ったが、同じ場所でも行く人が違えば、興味を持つ物も違うし、2回とも楽しむことができた。
改めて海外旅行が楽しいと思える経験になった。