朝型か夜型か?と聞かれたら、夜型だと思う。
華の金曜日、なんてまさに言葉通り。
仕事も休みで、次の日のことも気にしなくていいと特に夜更かしをしてしまう。
平日は疲れをとることに専念して、パパっと作れる適当な夕飯を食べて、YouTubeを見て、お風呂に入ったらあっという間に寝る時間になってしまう。
それが金曜日だと、お菓子を食べて小腹を満たした後、ちょっと凝った料理を作り、YouTubeを見て、お風呂に入ってもまだ寝なくてもいい。ついでにアイスも食べちゃったりして。
たまに飲み会にも参加して、ダラダラと飲んで。
あー、明日は休みだなぁってことを全身で感じる。
お肌に悪いとか、健康に悪いとかはわかっているけれど、週に一回ぐらい夜更かしで羽を伸ばす日があっても良いじゃないか。
そんな夜更かし推奨派の私が夜更かしして気がついたことを書いてみる。
◎ ◎
夜でも街が寝静まらない。
東京という街は本当に夜でも明るい。
上京する前は日曜日の終バスが21:30に来てしまうような田舎に住んでいた。
飲み会に行っても大体1次会で帰宅、帰宅しないと親から何時に帰ってくるのと心配のLINEが来る。
放っておいて欲しい気持ちはあったが、逆らう方が面倒くさかったので大人しく早目に家に帰っていた。お酒もそんなに飲める方ではなかったので、親の連絡を口実に帰れたからまぁ良かったけれども。
◎ ◎
東京に来て一人暮らしをはじめると、本当に快適だった。
何時に帰ってくるのか聞いてくる親もいないし、夜遅くまで電車もある。
場所にもよるけれど、23時付近でも人は沢山歩いているし街も明るい。
日付を超えないうちは、今日は解散はやいねーなんて言われたり。
東京で飲み会を繰り返すうち、美味しいお酒もわかるようになって飲むのも楽しくなってきた。
たまに酔って変なこと言ったかも……と反省するけど、基本的に飲み会も楽しくなった。
東京って眠らない街なんだな、と思う。
みんなが眠らないなら、自分だけ眠るのが何だか寂しいから、夜まで飲み歩いたりもするんだろうな。
静かな時間が長い。
休日、家にいると色々な音が聞こえてくる。
けたたましいぐらいの排気音のバイク、近所の人の話し声、お店から聞こえてくるテーマソング。
昼は世界に色々な音が溢れている。
その点、夜はそこまで音が聞こえなくなるから良い。
考えごとをしたり、本を読んだり、音がない世界でしたいことがしやすい。
◎ ◎
朝活でも良いのかもしれないけれど、朝早く起きると日中にやることが無い、でも家にいるから音もうるさい、となって気が散ってしまう。
平日早起きしているから、休日ぐらい好きな時間まで寝ていたいのもある。
だから、夜の間に見たい動画や本をめいいっぱい読んで、夜を楽しむ。
だから夜更かしが好きなの。
でも、夜になると色々と考え込んでしまう。
自分の今の行動はこれで正しいのかな?
将来何したいんだろう?
この先、どうやって生きていくのかな?
深く深く考えて、ネガティブな気持ちになってくる時がある。
そうしたら、その時は諦めて、寝る。
そうして夜更かしが終わる。
夜があるから朝があって、朝があるから夜がある。
少しずつ時を繰り返して、そうして毎日を繰り返して、そして年を重ねる。
いくつもの夜があるなら、たまにある夜ふかしだって良いじゃない?