そういえば最近新しく習慣化したことがある。
それは、季節の節目に目標を決め、それをメモ帳に書き、次の季節が来るまでの間にその目標を達成できるように頑張ってみる、というもの。たとえば今は「今年の秋にやりたいこと」と9月に目標を立てて、それを11月末までに達成できるよう頑張っている。
頑張るといってもそんなに難しい目標は設定していない。○○を食べるとか、○○をして遊ぶとか、基本的に自分がやりたいと思う楽しいことばかりだ。
今はもう11月。そろそろ秋も終わりを迎え、季節は冬に向かおうとしている。
ここらで1度、今年の秋の目標を振り返り、まだやり残したことがないか確認してみようと思う。
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自分用のメモ帳を開くと、そこには9月の頭ごろに書いた懐かしいメモが。そういえば、今年の秋にやりたいことは全部で30個決めたんだった。
例えば「秋が旬のものを食べる」という目標。9月半ばのことになるが、今年は久しぶりに家でサンマを食べた。あれはおいしかったなぁ。魚が大好き!というほどではないので、日常的に魚を食べることはないのだが、思い出したころに食べてみるとこれがまたおいしい。今後は定期的に魚を食事に取り入れられないか検討してみよう。
それから「作家さんのエッセイを買って読む」と「自分のエッセイを書く」という目標。これも達成できた。作家さんのエッセイを読むことで、その作家さんのことをより深く知ることができたし、少しは自分の勉強にもなった気がする。それから自分のエッセイはいくつか書いてかがみよかがみに投稿することができた。
こうして改めて見返してみるとおおむね達成できており、少し誇らしい気持ちにもなった。
でも、まだやり残していることもいくつかある。
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まずは「運動する習慣をつける」という目標。これはまだ達成できていないし、達成できる気配もない。もともと運動嫌いの私は、運動どころか基本的には家から外に出ないのだ。
メモ帳には「まずはお散歩から頑張る!」と書いてあるが、これが難しいんだって。
なぜこんな目標を立てたのかと過去の自分を呪うが、そういえば、今より運動してもっと健康にならねば!と思いこの目標を立てたことを思い出した。
せめて今年のうちにこの目標を達成できるように、何か策を打たなければ……。
それから「新しい秋服を自分にプレゼントする」というのも残っている。この秋の間に新しい服を買おうかといくつか検討したのだが、結局自分への買い物となると、「どこにも出かけないんだから、そんなに綺麗な服着る機会ないよ?」とか「もう持ってる秋服で十分じゃない?」とか「そもそも自分への買い物でそのお値段は高くない?」などと頭の中に語りかけてくるもう1人の自分が現れ、購入を断念してしまうのだ。
しかしこの際、その声たちを無視して1着ぐらい服を買ってもいいかもしれない。確かにどこにも出かけないし、秋服はいくつか持っているし、少しお値段が張ることもあるだろうけれど、別にそれでもいいじゃないか。
うん、これは覚悟を決めればすぐにでも実行できそうだ。さっそく自分へのプレゼントにふさわしい特別な1着を探しに行こう。
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こうやって改めて振り返ることで、自分がどの目標を達成することができていて、どの目標が残っているのかを再確認することができた。
今年の秋にやりたいことをすべて達成するまで、残された時間はあと少ししかない。悔いの残る結果にならないよう、できるだけ多くの目標を達成できるように気張らず頑張りたい。