2023年は柔軟性が高まった1年だった。
2023私の宣言には、過程を大切にしながらも、どこか形式的な結果にこだわっていた幼さが見受けられる。

実際は、決めた通り全く同じようにはならなかったけれど、それも含めて全てがベストだったって胸を張っていえる。
この1年で経験した変化や迷い、それを通じて得られたことについて、振り返りながら綴りたい。

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どんな状態にあっても、きっと迷い悩むのだろうと思った。
まず、自由を求める心が葛藤に満ちていた。
自由を手に入れると、その幅広さに戸惑いを感じたことは否めない。
独立志向が芽生え、会社員でいたら独立したいと思う一方で、独立してみると会社員時代のありがたみに気づく瞬間もあった。
ここからどんな状況においても迷い悩むことが避けられないのだろうと感じた。

しかし、そんな葛藤も全てには陰と陽があり、それが成長の機会であることを学んだ。
理論だけでなく、実際の経験を通して得た知識は、自分の中で実体験に変わり、心に深く刻まれた。実体験に落とし込み血肉に変えて、回復するスピードは飛躍的に早くなり、悩む時間はググッと減ったように思う。
毎日の中で決断力が磨かれているからだとも思う。

だから、やっぱり、いつだって答えは自分の中にある。

迷いが生じるときでも、答えはすでに出ていて、ああ悩みたい(だけ)なんだな~って思う(^^)。そんな自分も可愛がってあげる時間。
そんなこと繰り返していくたびに心はどんどん成長していることもよく知っている。

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成長に気づけることは同時に新たな未熟さを知ることでもあるから、苦しい時もあるけれど、カオスと向き合い道を拓くこの過程が本当に大切で愛おしいものとなっている。

更に、1人で解決可能なことであっても、敢えて他者に頼ることで得ることのできる効果に気づいた。
自分1人でも解消できそうなことも、あえて頼る。1人だったら12時間くらいかかったことを1時間で解消できた上に、本当にスッキリ。心がじわ~んと温かくなる。
自分で決断することの重要性は理解している一方で、他者に頼ることで弱さを受け入れ、変わっていくことに許可を出すことができるようになった。

この1年での変化や気づきは、私の人生におけるパラダイムシフトをもたらした。
有言実行から前言撤回をモットーに。
柔軟性を大切にし、軽やかな心を持つことができるようになった。

未知の可能性へのドアを開く一方で、過去の自分と向き合いながら、これからの人生を歩む姿勢も身につけた。
これからも新しい挑戦に果敢に取り組み、ますます軽やかな1年を迎えていきたい。
自分に優しく自由になるために形式的な目標は立てないことにする。