「自分との約束」は、私にとって守るのが一番難しく、守れなかった時に最も自己肯定感が下がる行為かもしれない。

だから、これ以上自己肯定感を下げないためにも、自分と約束することを避けるように生きる癖がついてしまっているように思う。そんな怠惰な生き方をしている自分に少しずつ嫌気がさしてきて、それはそれで自己肯定感を下げる原因となっているのではないだろうか。

裏を返せば自分との約束を守り切れば自己肯定感は下がらないかもしれないし、大きな自信を手に入れられるかもしれない。

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思い起こせばちょうど一年前、私は人生初のダイエットに挑戦することを自分に課していた。継続することが苦手だからと3ヶ月で10キロ痩せると意気込み始めたダイエット。

結果1年がかりで8キロ減量した。当初の目標には及ばないまでも細く長く継続出来たこと、理想の見た目に近づくことが出来たことは私に大きな自信をもたらした。

来年のこの時期に今よりも誇らしい気持ちでいられるよう、今年も自分と約束をしてみようと思う。

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まず一つ目は、2023年にやり残したダイエットを完遂すること。私の場合は甘い飲み物の飲み過ぎが太る原因のようだから納得のいく体型になるまでは週3杯までに控える。体重よりも脂肪を減らすことに重きを置いてフラフープやストレッチを積極的に取り入れる。そうしてくびれなんか出来たら最高である。

今年こそは綺麗になって水着デートがしたいし、もう少し体重が軽くなったらスキな人にお姫様抱っこもされてみたい。甘え下手な私のことだから可愛くおねだりすることは出来そうにないけれど。痩せた暁には彼の目に止まりそうなところにそっとこのエッセイのリンクを貼ることにしよう。

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二つ目はアウトプットを増やすこと。もっと文章を書き、写真を撮り表現する術を増やし磨くこと。

そのために今年は、自身と向き合う時間や一つ一つのものごとと向き合う時間を増やし解像度を上げて自分を世界を見つめられるようになりたい。そうすることできっとやりたいことや表現したいことが見つかるだろう。一年後には○○が好き、○○が得意、○○に取り組んでいると胸を張って発信出来る私になっていたい。

その最初の一歩として今年は、かがみよかがみに最低月1本はエッセイを投稿しようと思う。テーマに沿ったエピソードは何かあっただろうかと考えて、それを文字にしていく時間は、意識せずとも物事を意識的に見て自分と向き合う機会としてとても丁度良い。

それにたくさんのエッセイがずらっと並んだ自分のかがみすとページを想像するだけで投稿するモチベーションが湧いてきた。

来年が楽しみになってきた。

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「自分との約束」は、私にとって守るのが一番難しいけれど、守れた時に最も自信に繋がる行為かもしれない。だから、自分と約束することが好きで、それを習慣にしている。

こんな風に思える私になれるよう2024年はなるべく自分自身に誠実に過ごすことにしよう。