私は、小学生の頃からスマートフォンがあるスマホ世代であり、常にスマホが近くにないと落ち着かないほど、スマホは自分の必需品となっています。いわゆる私は、スマホ依存症です。
そんな私がスマホを手放す瞬間は、アルバイトの時間です。私はカフェで働いています。カフェでは、バリスタだけでなくレジもするので、様々なことを覚えることができて楽しいことばかりです。
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最初は、洗い場担当であったり雑用が多かったので楽しくなかったのですが、どんどんバリスタやレジで覚えることがあって楽しいと思える理由です。レジでは、新メニューが出た時はどんな味ですか?と聞かれた時にどんな風に説明したら、お客様が美味しそうと感じてくれるかな?と考えたり、お客様がメニューを見て迷われている時にはどんなドリンクを探しているのか会話の中から模索したりします。
私は、人見知りなので友達は少ない方なのですが、お客様にはなぜか積極的に話しかけることができるのです。自分がなぜお客様にはコミュ障にならないのかな?と考えてみた時にお客様のニーズにお応えすることが好きなんだ!ということに気づくことができました。
お客様からのニーズに応えることができたときのお客様の笑顔やお客様からの言葉が私がこのアルバイトをするやりがいになっています。ご意見箱にわざわざ接客が良かったからもう一回行きたいとメールしてくれたり、帰る時にレジでの対応ありがとうね〜また来るわね〜と言ってもらうことが私が週の半分以上アルバイトに入る理由になっています。
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また、バリスタの部分では、最初はエスプレッソショットをベストショットで落とせるようになるところから学び、そこからドリンクに入れるシロップの量とミルクの量を覚えたりします。これだけでも学ぶことがたくさんあるのですが、これらのことをマスターした後はミルクをスチームで炊くやり方を覚えます。これがとても難しくて、いいきめ細やかなフォームミルクをつくることをマスターするのには大体1ヶ月くらいかかりました。
そこからショットにミルクを注いでラテを完成させるのですが、ミルクの注ぎもとても難しくて、お客様に提供できるレベルのラテの合格を店長からもらうには、そこから1ヶ月半ほどかかりました。
この合格をもらっても、上質なラテを作るのは、いまでは慣れてきましたが1年以上かけても難しいのでとても奥が深く、私はラテ作りの楽しさにいまでも沼っています。
お客様はお金を払ってカフェラテを飲みにきてくださっているから、私も全力でラテ作りに専念していますし、お客様に提供するラテにこだわりを持っています。
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ラテ作りで私が次にマスターしたいのはラテアートです。私の店舗の社員さんはラテアートが本当に上手でフォームミルクでうさぎを作ったり、クリスマスの時はお客様に雪だるまとクマのラテアートを作って提供していました。そのラテアートを見たお客様の笑顔はとても輝いていて私もできるようになりたいと心から思いました。
いままで触れてきたように、私のアルバイトはバリスタもレジもすることができて、また、コーヒーのことを学ぶこともできます。コーヒーの試験があったりして、様々な面白い点があります。私はスマホ依存症だけど、アルバイトをしている時だけはスマートフォンがなくても楽しく過ごせています。今年はコーヒーの試験を受けて合格するという目標があるので、より一層気を引き締めて、ついでにスマホを手放す時間を増やして挑んでいきたいです。
また、デジタルデトックスは私の身体の健康に不可欠だと感じているので、もっと自分自身の趣味も増やしていきたいと考えています。具体的に趣味にしたいものは決まっていないけれども、ゴルフは父からよく誘われているので今年こそはチャレンジしてみたいと思います。