「おめでとうございます!1位はしし座のあなた!2024年は公私共にやりがいを感じる幸運な年。積極的に動くほど波に乗れます。」と私の耳に飛び込んできたのはたまたま付けていたテレビでやっていた2024年星座別ランキングだった。

しし座の私はそのランキングを見てふとあることを感じた。それは今年において果たして今年は自分から積極的に動けていただろうかということだった。大学入学前、よく周りの大人たちから「大学生は自分から動かなきゃ長期休みも時間を無駄にして終わっちゃうよ」と言われた。

高校生のとき部活のチーム全員で都大会を目指して奮闘し、隙間時間を活用して試験勉強するといった忙しくも充実していたあの頃に比べて、今年を振り返って見ると自分の娯楽のために沢山バイトをして課題をこなし特に目標もないままただだらだらと日々が過ぎていった気がした。

そこで本題に入るが、2024年は目標をもって自ら行動し、自分の成長が感じられる1年にしようとここに宣言する。この宣言の実現のためにいくつか具体的な行動も記していきたいと思う。

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まず初めに2024年2月から行く短期留学だ。高校生から行きたいと思っていたもののなかなか実現できていなかったため、今回大学の長期春休みを利用して語学学校に通うことを決意した。

めてで慣れない海外生活、言語の壁、カルチャーショックなど不安要素はいろいろあるが、自分が成長するための糧になると思って恐れずに楽しみながら挑戦していきたい。留学中の目標としては、語学の向上はもちろん人との交流を大事にしてつながりを増やしたいと考えている。

その理由として女子大でサークルなどにも参加していない私にとって、人間関係が学内やバイト先など限られた枠にとどまってしまっているように感じ、枠にとらわれず、たくさんの人たちと交流し広い視野をもつことで物事の捉え方がより柔軟に考えることができるのではないかと思ったからだ。

特に海外で友達を作ってコミュニケーション取ることは言語学ぶ上で大事だと経験者から教わったので、わからないことはすぐスマホに頼らず人に助けを求め、近くにいる人には自分からまず話しかけたい。

留学先で仲良くなった人は、来日してくれた際に自分がおもてなししたいという願望もあるため、短期ではあるが言語の壁を越えて仲良くなれるように挑戦しようと思う。

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次に長期インターンについてだ。私は、去年の10月から自分が将来どうなっていたいかを模索しヒントを得ることができる機会としてインターンを始めたが会社のやり方に納得がいかず2か月程度で辞めてしまった。

今年こそは自分にあったインターン先を見つけてそこでの挫折経験から自己成長して就職した際にも結果を出せる人になることが現在の目標だ。インターンは就職のために周りがやっているからという焦燥感からとりあえずやってみるという人がよくいるが、インターンが終わったあと自分がどうなっていたいのか、自身のキャリアプランを設定して目的を明確にすることが大切であると考えているので常に目的意識を持って行動することを心掛けたい。

そして、私が就職したときの目指すべき姿というのがもうひとつあり、それは仕事が楽しい人ではなく仕事が好きな人になるということである。これは前のインターン先で学んだことであるが、楽しいときというのはつまり調子が良いときで一時的なものであり、反対に好きを主体で動いている人はいい仕事が与えられるというものだ。

私はこの話を聞いたとき非常に納得感を得た。たしかに楽しいことももちろんよいことではあるが、自分の気分に左右されがちで不安定であると感じた。好きを主軸にすることでモチベーションに関わらず安定して仕事を全うすることができ、このことが結果を出せるということに繋がるのではないかと考えた。

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これまで私の宣言として、留学とインターンという大きな自己成長の具体的目標について書いてきたが、これらは実現をしなければ全く意味がない。まずは自分ができる小さいことから継続的で積極的なアプローチに広げていくことによって去年とは一味違う、振り返ったときに充実していたなと感じられるそんな1年にしたいと思う。