私のおまもりは、初詣で引いた大吉のおみくじだ。毎年、が日のうちに近くの神社へ初詣に行くことにしている。そこで必ずおみくじを引くのだが、ありがたいことに大吉が出た。大吉という文字をみるだけで嬉しくなるのだが、さらに内容を読み進めていくと、仕事運も良いと記されていた。今もそうだが、副業やフリーランスで仕事をしていると、どうしても仕事に恵まれるようにと願ってしまう。仕事がなければ食べていけないのだから当然ではあるが。なので、仕事運は最初にチェックする項目だ。ここで良い評価をもらえると、一年がとても良い始まりにできそうな感覚を得る。

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おみくじは枝や柵に結んでおくのが風習だと言われるが、大吉のおみくじは手元に持っておきたい私。大切に折りたたんで財布の中にしまう。1年大切に保管し、なにかあると思いだしては、うまくいきますように、と念を伝える。今年も大吉を引けたので、財布の中にしまい、良い道への導きを期待して今日を過ごしている。

おみくじのように、私はなにか信じられるものを持っておきたい人だ。それがあるだけでとても安心できる。自分に自信をつけられる気がするのだ。大丈夫、自分ならできる、おみくじも、運勢もすべて良い方に風が吹くと言い聞かせながら。あとは、なるようになると思い、心を軽くして1歩を踏み出す。年始のおみくじはそこまで効力を持たないかもしれないが、マインドを保つ、モチベーションを上げるなどメンタルを強く持つという点ではとても大切なアイテムだ。

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私が仕事にしているライティングは、あくまでもフリーでやっている仕事なので、全て自分次第というところがある。気分が進めば仕事もはかどるが、気分が乗らなければ仕事は進まない。それでは安定した仕事にならないとわかっていても、できないときがある。仕事も安定して供給してもらえるとは限らず、案件の少なさから契約をやめたこともあった。自分が楽しんで仕事ができる環境を整えるためには、おみくじのような、心を支えてくれる存在が必要なのだと感じている。今年は仕事ができる年だ。もっと上を目指して歩いていって良いとされる年なのだから、今まで以上に仕事に打ち込んで成果を出したいと決意する。こうした前向きな目標設定ができるのも、おみくじの存在があってこそだ。

私のなかでは、仕事はとても重要な位置にいる。一生物にしていきたいスキルであり、ずっと仕事をしながら生活していきたいと思っている。長く働いて、楽しんで稼いで、休日や休んでいる時間も楽しいと感じられる暮らしがしたい。そのためには、今よりもさらに仕事をこなし、稼ぎも増やさなければいけない。あまりにもスローペースでやってきてしまった私にとっては、後悔すらしているところではある。

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しかし、昔はざっくりとした計画や理想だったものが、今では細かく数字を使った目標に変わっている。ここまでにいくら稼ぐ、今月は何本納品するなど、具体的で無理のない目標を掲げられているのだ。小さな目標を短期間でクリアしていくために、私は走り続けなければいけない。そのためにも、おみくじのような心の柱となってくれる存在が必要なのである。

私のおまもりは、年始に引いた大吉のおみくじ。仕事の支えとなってくれ、もっと高い場所を見上げるチャンスをくれるもの。さらなる高みを目指して、自分が求めている場所への道標さえ作ってくれる。今自分がしなければいけないこと、これから叶えたい理想、思い描いている生活。すべてが手に入れられるように、努力をしなければいけないことも示してくれている。迷ったときは、おみくじの結果に従って考えてみたこともある。今はどのようなときで、おみくじの結果はこのように示されている。だったら、やるべきことはこっちかもしれない、と。今年1年を示してくれるおみくじ。きっといい方向へ導いてくれますように。