私の思い出には、誕生日やお祝い事の記憶がたくさんある。家族で誰かの誕生日になると、いつも外へご飯を食べに行く。何を食べたいとかを決めるのは、誕生日の人が決める、ということになっていたけど、兄の誕生日の時に、私が食べたいものを言って、聞いてもらったことがあるような記憶がある。
同じく別の機会に私の食べたいものを言っていたら、姉に「ななちゃんの誕生日じゃないでしょ」、とぴしっと言われたことがある。
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ついに私の誕生日が来ると私は決まって「食べ放題に行きたい」、と言う。全く自慢にならないけれど、小学生の頃、毎年誕生日の日に食べ過ぎてしまって吐いてしまう、ということを5年くらい繰り返していた。恥ずかしながら、自分がどのくらい食べられるのかを毎回学習せず、お腹いっぱいになるまで食べ、そのあと必ず気持ち悪くなる。
食べ放題のお店は、ほぼ毎年イタリアンだった。嬉しくて、自分の欲望がその場でいっぱいになって、食べすぎて、最後は姉にトイレに連れて行ってもらう。でも誕生日のケーキがあるから、トイレから戻るとまた嬉しくて、みんなとケーキを食べているのだ。
当時、お店の人に写真を撮ってもらい、その場でフィルムを渡してもらった。はじめは真っ黒で何も見えないけど、だんだんみんなの顔が浮きあがってくる、今思い出すと懐かしい。
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最後に食べすぎで気持ち悪くなったのは、5年前のこと。私の誕生日に、京都駅に入っているホテルグランビアへ、バイキングを食べに行った。ホテルの食事だから本当に豪華で、ついつい、いっぱいとってしまった。みんなの食事が終わりかける頃、お腹いっぱいになったはずなのにさらに追加で何枚かローストビーフを取りに行った。
案の定、帰り道にだんだん気持ち悪くなり京都駅のホームに階段から降りる時、姉と母に両脇を抱えられてヨタヨタ降りていた。その様子を見て、先にホームに降りていた兄がニヤニヤしていたような、覚えがある。
私は誕生日に家族と外食をすると、しゃべる最中にお腹いっぱいということを忘れてどんどん食べてしまうみたいだ。満腹中枢が少しおバカになるみたい。
でも、私にとっては誕生日のご飯はワクワクする楽しい時間なのだ。
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お祝い事を含め、イベントで家族が喜ぶものを考えるのも昔から好きだった。
2年前のクリスマスにお姉ちゃん(ネーネ)と旦那さん(しんさん)が遊びに来た時、私は100均のプレゼントを用意していた。
母には、木製の猿とインコのオブジェを、父には、ブリキの汽車を、お姉ちゃんと旦那さんにはキャラクター違いのミニゴミ箱を、兄(はっちゃん)には、アイマスクを買った。
それぞれ包装紙で包み、夜にチキンと宅配ピザを食べた後にみんなに渡した(兄には、年末に帰ってきた時に渡した) 。
今年の2月、姉の子供(あお坊と呼んでいる)が2歳を迎えた。私はウクレレを1年前から弾いていて、「happy birthday」をウクレレで弾き、それを録画して姉のLINEに送った。
今年の、私の誕生日が来たら、何か祝ってほしいな🌟