「彼氏できた!」
「どこで出会ったの?」
「アプリ!」

このような会話が最近多くなった。

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今やマッチングアプリは出会いの手段として大きな1つとなっており、周りではアプリで出会い、結婚、という報告も少なくない。

と、言いながらもこの私もかつてアプリでパートナーができたこともあった。
ありがたいことに(1人目は付き合って1週間で別れたが、カウントしておくと)、2人とご縁があった。

今パートナーはいないため、新たな出会いを求めてもいいが、心境としては、1ヶ月程前に別れたばかりで、次の恋愛をする気力が起きていないのも原因の1つかもしれないが、
出会いの主流の「アプリ」を再び始めようとは思っていない。

このように述べると、なにか悪い思い出があるのではないかと思われるだろうが、全くそうではない。
むしろとても大切にしてもらい、感謝している。

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ではなぜ始めないのか、理由としては「アプリに対する疲れ」が大きいと思う。

マッチングアプリ経験者であれば誰もが共感してもらえると思うが、マッチングをしてからのメッセージのやり取り、数多く登録している男性から好みの人を探す、いいねをくれた人達の選別、これらがとても疲れてしまうのだ。

運命の人と出会うために必要なことでもあり、大変だということも十分承知の上だ。むしろ、この大変さは必要不可欠。だが、この壁に挑むことがまだできない。
アプリに限らず、対面でもこのような疲れはあるだろう。

人によって向き不向きもあると思うが、会ったことない人とメッセージを続け、やっと会える!となり、いざ会ってみると「なんかフィーリングが違うかもしれない」と、なることがどうも私は受け入れられなかった。
この疲れはきっとアプリならではだと思っている。

もし出会いの場が対面であれば、すでに会っているからこそ、フィーリングや雰囲気を含めて「初めまして」が完了する。そのためなんか合わないかも、ということにはならず、初対面でのミスマッチは少ない。
この経験から、次なる出会いの挑戦は「対面」に変えてみようと思っている。

まだ出会いの場には出向いていないが(参加予定の場はある)、新たな出会い方を楽しみにしている自分もいる。

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もちろん、アプリはどこでもすぐに人と繋がれ、そして多くの人とマッチングできる。
その点はとても効率的でメリットだ。

だが人間関係を構築していく上で、必ず「対面」が必要になってくる。
むしろ会ってからが勝負であり、会わなければ信頼関係の構築はできない。

この考えがあるからこそ、今回はアプリに頼らず“リアル”で挑もうと思ったのだ。

ただ、もしかすると1ヶ月後とかにまたアプリを始めてるかもしれない。
でもそれはそれで良いと思っている。
なぜなら人間の感情や気分は揺れ動くものだからだ。

この揺れ動く気持ちと向き合いながら、アプリをやるのか、やらないのか、と距離感を測ってやっていくのがマッチングアプリとのちょうどいい距離感なのかもしれない。