今年29歳になる私にとって、20代はもう残りが短い。10代の時には、自分が30歳になることなんて考えられなかった。

10代の頃は28歳はもうとっくに結婚して子供もいるだろうと思っていた。
毎日生きることに必死で、将来のことを考えられないのは、今も変わらないが、ある程度 生き方が見えてきた今は10代の時とは違い、 どうなるのか分からない未知のワクワク感のようなものはあまりない。

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残り少ない20代でやりたいことは、結婚だ。 出産は結婚をしてからとなると、少し難しそうだなと思う。

どう頑張れば結婚というに近づけるかなんて誰にもわからないし、結婚をゴールにするとその後の結婚生活が不安になる。私は誰かと幸せになりたいなと思っているのだ。

10代のころは必死に勉強したり、練習をしたりすることによって成し遂げられることが多かった。

例えば勉強を頑張ったことにより、希望の学部に入れたり、毎日欠かさず練習をしたから部活で成績を残せたりした。

20代になってからは、希望の会社に就職するという夢は叶えたが、働くということにがむしゃらになりすぎて先のことが考えられていないということが正直なところだ。

目標のためにコツコツがんばるものであれば、成し遂げられるのか。
資格であれば、多少の努力でなんとかコントロールできそうなものであるので、相手が必要な結婚や出産よりは叶えやすそうな目標だと思う。

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20代の生き方を後悔したくないと思い、『20代にしておきたい17のこと』（本田健著 大和書房）の本を読んだ。

本の中で書かれていることのなかで、大学で仲良くなった友達や先輩、会社の仕事を通じて知り合った先輩や上司の中からメンターを探すことができた。両親とも仲は良い。

死ぬほどの恋をするという項目については、成し遂げられていない。
恋愛に関しては仕事が忙しいことを理由にしてきた。全力で頑張ったか聞かれるとイエスとは答えにくい。
忙しい中でそれなりに頑張ったと思うが、結果として今も独身である。

いくつかの章で書かれている自分と向き合うことについては、もう少し頑張れるところがあるのかなと思ったので、自分の内面を見つめながら、自分に合う人はどういう人なのかというところを探して、結婚相手を見つけたい。

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年齢にこだわって、急いで結婚してすぐに離婚したくないので、できれば 20代で結婚したいが、あまりリミットを設けたくはないとも思っている。

逆に結婚するだけであればいつでもできることなので、20代というところを1つの指標にして良い人に巡り会えたなったら結婚をしたい。

奥手な10代が20代になった途端急に恋愛上手になれるわけがないのだから、10代の時から心構えはしておくべきだったのではないかと10代の私に言いたい。

もし結婚が30代になったとしても、20代で積んだ経験がなくなるわけではないので、全ての出会いを大切にして向き合っていきたいと思う。