突然ですが、社会はあなたを殺そうとしています。あなたの心を、殺そうとします。あなたを「女」、「10代」 そんな言葉で縛り付けてあなたらしさを奪います。私は最近様々なカテゴライズに縛られて自由に生きることができていなかったことに気がつきました。

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多分「男」「女」とか、「若者」「年寄り」とか、人を見るのではなくてその人のカテゴリーを見る方が楽なのです。様々なカテゴリーの中で最も分けやすいのが生物学的な男女であると私は考えます。

人間を簡単に2つに分けることができるのです。心のあり方とか、その人の持つ特徴とか、そんなものはお構いなく人間を2つに分けることができる。

でも、あなたは知っているはずです。人間をたった2つの性質に分けることなどできないと。でも、社会は、私達は、女であること、男であることに注目します。

「女は怒りっぽい、男は泣くな」、「女は文系、男は理系」、「女は家事男は仕事」こんな言葉が私たちの周りを飛び交っています。言葉は私たちの考え方に大きく影響を与えます。知らぬ間に考える方向を決定付けます。

様々な偏見や分断は言葉から始まっていると私は思います。今飛び交っている言葉たちはあなたを様々な性質に分けようとする。あなたをあなたとして見ない。そんな事が当たり前になっている。あなたをあるカテゴリーの中に縛りつけようとする。そうすると楽だから。生きていると、個性は少し邪魔になる。飛び出る杭は打たれる。

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そんな時に「女だから」この言葉は何かを諦めるためにとても楽なツールになる。でも、そんな時に思い出して欲しい。あなたはあなたなんだよ。性別も、年齢も、学歴も、関係ない。

あなたはあなた。大切なのは性別じゃ無い。あなたが何かを諦める、諦めたいと思うのは本当に性別や、年齢のせい?自分の努力不足や現状の厳しさを見つめて乗り越えようとするのは大変だし苦しい。できればそんなことはしたくない。

それに、社会の枠からはみ出た人間は少し目障りに他人の目に映る。そう言われて生きてきた。だから、簡単に諦めることのできるシステムを長い時間をかけて社会は作り上げた。

多くの人が目標を持って生きるときっと自分の立場を脅かされると思う人が世の中には多いんだと思う。だからそんなくだらないシステムあなたには関係無いの。あなたはあなたを大切にして欲しい。あなたはあなたらしく生きていい。多分私はたくさんの夢をあきらめてしまってる。知らぬ間に失った未来きっともたくさんある。

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だから、言いたい。あなたはあなた。私は私。あなたが女であることはあなたの心を傷つけていい理由にはならないしあなたに何かを諦めさせる理由にはならない。私はそう言い切りたい。ここから先は半分あなた宛で、半分私の決意表明。

苦しさややるせなさと一緒に闘おう。
私は少し先に私を開拓してみるよ。
大丈夫あなたはとっても素敵。
自分の声を大切にして欲しい。
未来を決めるのは私。
誰かの声じゃ無い。