私には努力できるポテンシャルがある。良い年だったと言える1年に
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2024年は充実して、幸せだった。趣味の読書が沢山できた。エッセイを書くようになった。彼と同棲を始めた。
だが2024年、やり残したことがある。ダイエットと仕事だ。
2024年はダイエットを頑張った。本当に頑張った。でも頑張れない期間も多かった。
9月から姉とダイエットバトルを開始し、同時にジムを契約した。週に2〜3回は必ずジムに通い、筋トレと有酸素運動に励んだ。が、どういうわけか、ジムで運動していると油断し、食事量が増えた。その結果、体重が増えた。ジムに通っているのに太るなんて私くらいのもんだろう。11、12月と食事にも気を遣った本気ダイエットをしたが、代謝が悪いのか、一向に体重が減らない。増えた分は戻したが、結局9月のスタートラインに戻っただけだった。
また、ダイエットバトル中は自分が痩せることよりも、姉を陥れることばかり考えていた。ジムに通っていることを内緒にしたり、飯テロ写真を送りつけて油断させようとばかりしていた。そんな性格の悪さからか、バトルは惨敗。勝利した姉も1.8kgしか減っていなかったので、どんぐりの背比べだが。
無駄だったような4ヶ月間だったが、学びはあった。当然だが食べたら太るので、食事にも気をつける。それと私はなかなか体重が減らないと病んでしまうので、目標を低くして少しずつ少しずつ痩せる。手始めに、姉にバトルではなく、協力してダイエットをしようと提案した。2025年はお互い励まし合い、今度こそ切磋琢磨できるように。
そして仕事は、実は2024年は頑張れなかった。2023年に鬱病で休職し、復職したものの、復職後の上司の対応が冷たく、再度体調を崩した。2024年7月から二度目の休職をしている。
仕事から離れて、仕事のことを考えないうちは、とても幸せだ。休職してからすぐ、みるみるうちに体調は回復した。しかし会社から手紙やメールが来るたびに体調を崩した。ふと考えると、世の中のほとんどの人が当たり前のように働いているのに、自分はその当たり前のことが出来ていないと思ってしまう。そうして休職期間が長くなるほど、働ける自信がなくなっていく。
一緒に住む彼に負担をかけないためにも、ちゃんと仕事をしたい。少しずつでも自信をつけるために、まずは復職支援に通おうと考えている。復職支援センターのカウンセラーさんには、環境のせいで能力を発揮できていないだけだと言われた。その言葉を信じたい。
ダイエットも仕事も、正直不安ばかりだ。どちらも、できればしたくない。でも2025年は逃げたくない。自信は無いし、挫折も沢山してきたが、成し遂げてきたこともある。私には努力できるポテンシャルがあると自分に言い聞かせる。趣味や恋愛が充実している今だからこそ、もっと幸せになりたい。
ここ数年、毎年思いもよらない出来事が起こっている。2025年も、きっと今は想像もつかないようなことが起こるのだろう。どんなことが起こっても、年末に「良い年だった」と言えるように、頑張りたい。どうか幸せな一年になりますように。
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