「能動的に動く」ために、まずはチャレンジしなかった後悔をなくす
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2025年に向けての私の宣言は、まさに「能動的に動く」である。
まず2024年はどうだったかというと、やりたいことはたくさんあった。しかし、あまりにもやりたいことに対するモチベーションが低く、自分からチャレンジできないまま、その結果やりたいことを満足にできずに2024年を終えてしまったのである。
自分から行うことができなかった理由として真っ当なものは少なく、本当に言い訳ばっかりであった。そんな自分に苛立ちよりも情けなさを感じる。
例えば、何かと理由をつけて「忙しい」と言ってみたり、「疲れているから休息が必要」、「来週からやる!」などと先延ばしにしたりして、なかなかダイエットができない人のような言い訳ばかりしていた。
確かに自分がやりたいこと以外にやるべきことはたくさんある。しかし自分から時間を作り出してチャレンジする必要があったのである。
これだけではない、できなかった理由として自分の性格の問題もある。時間軸(過去・現在・未来)や出来事の結果の良し悪し関係なく、ネガティブかつ長い時間考え込んでしまう。
例えば、過去に失敗したことの原因をネガティブに捉えたり、たらればに陥ったりというように終わったことを悔やんで永遠に考え込んでしまう。これをきっかけに未来に対しても、例えば「未来に私がやりたいこと」に対しても過去と連結させて「きっとうまくいかない」と決めつけてしまったり、失敗する可能性を考えたりして不安になってしまう。
前向きな考え込みなら良いものの後ろ向きかつ、その時の自分を疲れさせる事が多い。
結果、心身ともに疲れ、やりたいことへのモチベーションが下がっていき「チャンスがあればできたらいい」といったように受動的になってしまっているのではないかと思う。
ということで私の2つ目の宣言は「後ろ向きに考え込まない!」と挙げたいところではあるが、実際難しいだろう。
ほぼ無意識に行っていて習慣化されていることなので、自分で制御するのは難しい。ただ、考え込む時間があるからこそ、ネガティブ思考に陥ってしまうと思われるので、考え込む暇がないほどに、次から次へと行動していけば自然と考え込む時間も少なくなっていくのではないかと考える。
すなわち、1つ目の宣言に戻ってくる。やりたいと思ったら考える時間をかけずにチャレンジしてみる。さらにこれを繰り返し続けていくことで失敗したとして、「できなかった」というよりも「チャレンジすることはできた」というように前向きな思考が定着してくるのではないかと考える。
2つ目の宣言は1つ目の宣言の達成があってこそだと思う。2つ目の宣言に対しては、この達成感の連続がクリアに少しでも近づけられたらいいなぐらいで軽く捉えている。
まずは1つ目の宣言、「能動的にチャレンジすること」を通して2025年は少なくとも「チャレンジできなかった後悔」がないように過ごし、より自信を持った自分と共に2026年を迎えたい。
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