私の人生の主役は私。生きにくさを感じる言葉に翻弄されないで

私がこのテーマを見て思ったのは、ピンクというワードに人はどれだけ過敏になっているのかということ。
例えばピンクってだけで、ピンクを着れるのは若い子だけとか女性だけとか、そういう考えが浮上してくる。もういい加減、年齢や性別等で人のしたいこと、やりたいことを縛る考え方は切り捨てていただきたい。
私は幾つになってもツインテールをしたいし、フリフリな服も着て、友達とプリクラで盛れまくりたい。でも、世間はそれをいつまでやっているのとか、いい年齢だから落ち着けとか、アイドルや芸能人にもそういう言葉をぶつける。皆自分の好きな様に生きているだけで、人を傷つけている訳でもないし、迷惑も掛けていないのに何故そんなに罵声をぶつけるのかがよく分からない。人が何しようとどうでもいいだろ、所詮死んだら同じ場所に行くのに。
あるドラマで、凄く腑に落ちるエピソードがあった。女性は家に居て育児に専念しろとかそれが女性の幸せだという言葉は、全て男性側が生み出した呪文なのだという話だった。
女性に対して男性が求める理想像的な言葉が多いのは、ずっと疑問だったが、私はこれを聞いた時、だから女性の可愛いや美しさのカテゴリーは、いつも男性目線ばかりの表現が多いのかと納得した。それこそ男受け・女受けとか今は言われているけど、昔は男受け一択の感じだった。まぁ女性なので、男性に褒められたいと思うのも理解できるが。
話は戻るが、いつまでそんな恰好しているんだとか、そろそろ子供作って落ち着いたらとか、こういう考えが男性側から生み出されたのなら、女性もそういう言葉を言うようになったのはその呪文にかかってしまったからだろうか。それか、私も若い頃本当はもっと働きたかったし好きなこともしたかったけど、我慢したんだから貴方も我慢しなさい的な。
全て予測だし、何か怒られそうだから可能性として捉えて欲しいが。私は基本的に人のどんな考え方も決断したことも、否定するつもりはない。ただ、生きにくさを感じる様な言葉に翻弄されて自分を偽ってほしくない。だって疲れるしその疲労も勿体ないから、私の人生の主役は私なのに。
今は結婚する女性も減り、晩婚化も進んでいる。少子高齢化と言われている時代だが、個人的な考えだけど少子化が進むのは子供を産まないから、そんな単純な理由ではないと思う。
私の周りで子育てをしている人の話を聞くと、子供を産んだ後の色々な事に悩まされ働き詰めをしている人もいる。それを聞いた時、多分少子高齢化の原因はこれだろうなと感じた。
そもそも生命の基盤は子孫を残すことだ、そういう風に体も作られている訳で、それでも少子化が進むのは子供を育てる環境に何か理由があるのだと思う。後は今のご時世、若者は忙しいので若いうちにしか出来ないことをやる時間が無いのも、理由なのかもね。全て私の想像なので、否定や批判を言われても最初に説明した通り、個人の主観なのでそんなに怒らないで下さい。
話は逸れたが、結局どんな理由があれ好きなことをしている人は素敵なので、胸を張って生きて欲しい。私だってまだまだしたいこと、着たい服も沢山ある。陰の雰囲気な私だけど、ピンクは大好きだしもっと触れていたい。何が好きだろうと堂々とそれを着て、街中で皆が歩けるような世界になって欲しい。切実に。
何を着ようが着まいが、結婚するしないも、子供を産む産まないも、多様性の時代なので人が口出すことではない。年齢や性別を理由に、自分を卑下しないで欲しい。何も恥ずかしいことなどないのだから。
ピンクとの距離はゼロ距離!あざといことは幾つになってもして、可愛いモノには幾つになっても包まれる。女性も男性も誰かの着せ替え人形ではないので、好きな髪形をして好きな服着て、気にせず好きに人生を謳歌してください。
皆さん!私はそんな皆さんの限界オタクになって、これからも推していきます!!
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