延ばし癖を治すために必要なのは、「自己分析」と「できる人のまね」

私は「2025私の宣言」として、先延ばし癖の克服を宣言する。なぜならば、私は昔から先延ばし癖がひどく、社会人になるにあたって直すべきだと感じたからである。
私の先延ばし癖は、小学生のときからであり、夏休みの課題を夏休み最終日まで取り組んでいた。
また、中学生では試験前日になって勉強を始めたり、課題も提出直前になって取り組んだりしていた。高校生になると、先延ばし癖がさらに悪化し、課題や予習も締め切り当日にやったり、やり忘れたりすることも多々あった。
大学生になると、進学を機に上京し親の目が離れたため、課題はもちろん、洗濯や買い出しも後回しにしてしまうようになった。課題に関してはどうにか期限内に提出はするが、締め切りの直前はいつも時間的・精神的に追い込まれている。
しかし、大学3年生も半分が経過したあたりで、自身が周囲と比較して全くといっていいほど就職活動が進んでいないことに気が付いた。友人の多くは、何十社ものインターンシップに参加し、選考・面接を受け、いくつかの企業から内定を貰っているにもかかわらず、私は数社の説明会や1DAY仕事体験、インターンシップにしか参加しておらず、面接経験もほとんどない。半強制的にやらなければならない課題や試験に対しても、締め切り直前で取り組むほど危機感が無かった私は、強制力がなく自主性が求められる就職活動では、自身の先延ばし癖が悪い意味で発揮されてしまっているのだと感じた。
また、アルバイトにおいても、メールの確認・返信を後回しにしたことでアルバイト先に迷惑をかけてしまうなど周囲にまで支障をきたしてしまった。
これらの出来事を踏まえ、私は先延ばし癖を治すために、「自己分析」と「日頃から継続して行動できる人のまね」を心がけた。
まず先延ばし癖を治すために自身の性格を分析した。私は周囲からの評価を気にしてしまいがちであり、八方美人なところがある。実際、締め切り直前でも遊びに誘われるとその場の雰囲気を悪くしたくないと思い、遊んでしまう場合が多々ある。
また、無計画でなおかつ楽観的すぎるところがあるため、「後でやればどうにかなるだろう」とやるべきことに対する思考を放棄してしまいがちな部分がある。
しかし、あまりに周囲からの評価を気にしすぎてしまうと、自分の課題はもちろん、就職活動の場合、将来に影響を及ぼしてしまう可能性がある。仮に遊びに誘ってくれたのが向こうだとしても、YESと言った自分の責任であり、相手が責任を取ってくれるわけではない。そのため、2025年は断る勇気を持って行動しようと思う。
また、「後であればどうにかなるだろうという楽観的な思考についても、締め切り直前から取り組むと、体調不良やパソコンの不調など予期せぬトラブルへの対応が難しくなる。そのため、あらゆるリスクを想定して早い段階から取り組もうと思う。くわえて、余裕を持ってタスクを終わらせている友人は、締め切り日より前に終わるよう計画を組んで作業をしていた。そのため、私も早い段階から毎日継続して取り組むことにくわえ、中間目標を設けることで早い段階で集中して取り組めるのではないかと考える。
以上を踏まえ、2025年は、今後就職活動がより本格化していくにあたり、計画を立て、速い段階から継続的に取り組むこと、自分の行動に責任を持ち、断る勇気を持つことを特に意識しながら行動していこうと思う。
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