スマホ時間使用は、最近、日本だけに限らず世界中でもほとんどの人がやっているだろう。スマホを使用することで、私たちはあらゆることが出来るようになった。例えば、何かの情報を調べたくて検索するだけでたくさん関連する記事が出てくる。その場所で体験したことを記録したければ、写真を撮ったり、ブログに書いたりしてSNSに投稿することもできる。気になる動画や音楽も調べるとすぐに出てくる。

もちろん、身近の人との連絡に限らず、海外に住んでいる人とも友達になって話すこともできるようになった。今は、声のみの電話はもちろん顔をして目を合わせてビデオ通話もできるようになっている。お店の支払いも現金よりはキャッシュレス決済を進めていることも少なくない。そんな中、スマホの便利さを知っていながらも、どう生活を切り抜いていけばいいのか。

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簡単に言うと、スマホとの距離感を上手く保つことが大切である。

私は、自分だけの問題ではないが、スマホに頼りすぎているところがある。スマホ中毒に近いという自覚がある。実際に、スマホを家族に預けて1日24時間スマホなしで休日を過ごしてみた。初めはやることがなさ過ぎて昼寝をずっとしていた。あとは外に出て買い出しをした。それぐらいの日で終わった。しかし、次の日も、3日目の休日も同じように過ごしたところ、本を読んだり、日記を書いたりしていた。あとは、外に出て散歩をするようにもなった。

スマホを長く使用することによって、まずは、実際に物事の判断が鈍くなる。頭が痛くなる。そして、夜遅くまで使用することにより睡眠の質が低下し、朝の目覚めが悪くなるので朝から仕事や勉強等の集中したいときにボーっとして頭が上手く働けないこともある。しかし、1日もいいが、半日以上スマホを触らない時間を多くとることによって生活サイクルが上手く働くことができるだろう。たとえば、本を読むことや日記を書くことも、慣れないと短い時間で終わってしまうが、できるだけその後もスマホを触らず、眠かったら昼寝したり、他のことがやりたいのならその後に取り組めばいい。つまりは、「1分、5分でも長くスマホを触らずに何ができるのか」が課題なだけであり、むしろ、スマホを触る時間で他に何ができるのかを考えている。

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今最近、スマホ認知症もあるように長い時間スマホを使用することにも懸念がある。スマホを触ることをもししなければいけないのなら、人との連絡手段と仕事やプライベート等で事前に調べものをする際のみと決めている。そのように、スマホを触るとしても、スマホに頼るべき場面と頼らなくてもよい場面とがあることもこの触らない日を体験して感じた。