【2025年8月に読まれた10選】男友達と一線を越えた夜、Mサイズが入らない日々

エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に2025年8月1日~31日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。
あらすじ)フランスの夏休みは長い。二ヶ月もある。異国の地で子どもたちと過ごさなくてはいけない日々は、出口が見えない、いくら息を吸っても空気が薄いトンネルのようだ。
あらすじ)あの夏の日、私は男友達との一線を越えた。そうしよう、と思っていたわけじゃなかった。成り行きでそうなってしまったから、あ、…まあいいか、と流されただけ。別に、好きでもなんでもなかった。
あらすじ)フィンランドの空気を吸い、大地を踏みしめ、自分の足で森を歩くこと。それは長年の夢でもあり、研究を越えて、個人的な祈りのような旅でもあった。空港からヘルシンキ市内へ向かう道すがらも、ずっと森、森、森。森が好きな私にとって、それは胸が高鳴る光景だった。
あらすじ)泣きながら「もう部活に行けない」と思った帰り道のことは今でも思い出す。私の熱くて、苦しい日々は、部活に行かなくなったことで、一瞬で消え去った。Tシャツから汗が滲み出るほどの汗もかかなくなり、放課後は同じクラスの友人と少し話してから、真っ直ぐ家に帰る。ひたすら続く田んぼ道と沈んでいく夕日を眺めながら、「明日は行ってみようか」と「明日も行けない」を行ったり来たり。
あらすじ)最後に着たい服を当たり前に着れたのは、いつのことだっただろう。ここ数年で、急激に太った。それはもう、尋常ではないほど太った。20kg増えた。普通は体重を見たら事の重大さに気づくだろうが、私が気づいたのは体重を見たときではなかった。
2025年8月1日~31日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
⑥半年先の離婚を告げてから15年。夏だったからできた決断だった
⑨「つきましては、慰謝料をいただきます」。全力失踪も今では笑い話に
⑩パンとカップラーメンに夏野菜。実家じゃないから許される幸せな献立
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