何者かになりたい。夢やあこがれを仕事にしたい。目の前に立ちはだかるのは、「女らしさ」「女だから」で判断する人たち、同期の学生、そして自分。エントリーシートよりも深く、自分の心を掘り下げたエッセイが集まりました。

サイトオープンから1年、「キャリア」カテゴリに投稿された132本のエッセイのうち、最も多くの方に読まれたエッセイをご紹介します!

【第1位】

フェミニストでも、守られたい。フェミニストだから、守りたい

【あらすじ】フェミニズムを学ぶ大学生が、進学について悩んでいた。夫に養ってもらいながら研究を続けたい、それはフェミニストとしてどうなのだろう……。

広く議論を呼んだこちらのエッセイ。

エッセイでMAYさんが言及した書籍『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』の著者からも声がかかり、座談会も開催されました。多くの方が「フェミニスト」について立ち止まって考える機会にもなったエッセイだったのではないでしょうか。

投稿者のMAYさんから、エッセイに込めた想いや、読者の方へのメッセージをいただきました。

~MAYさんからのメッセージ~

私は、かがみよかがみのポリシーが好きです。

私のコンプレックスは、甘ったれなところです。
いつも誰かに頼ってしまう、救い上げられてばかりな自分。強くいたい、と思っているのに真反対な自分をどうにかできないか、と思って書いたのがあのエッセイです。 

掲載後、多くの方々が私のエッセイを読んでくださいました。かがみよかがみの影響力の大きさに驚きもしました。このサイトの良さは、自分の書いたものが多くの人の目に触れることです。自分のコンプレックスをさらすことで少し辛くもなりましたが、共感してくれる方々の力は励みとやる気になりました。

コンプレックスを文章にすることで一歩先に進めるのがこのサイトです。
私宛に頂いたメッセージや、その後の座談会を通して、「自分の甘ったれな性格とどう向き合うべきか」「パートナーとキャリアについてどう考えていくか」を学ばせていただきました。

大学生の今、自分にこんなに向き合うことができたのはかがみよかがみにエッセイを掲載させていただいたからです。

かがみよかがみの編集部の皆様には心からの感謝を申し上げます。
この度は1周年おめでとうございます!

MAYさん、すてきなエッセイをありがとうございました。

<第2位>

やりたいこと、腹をくくれなかった就活。ご縁で入社した結果は…(青葉)

【あらすじ】自分自身を見つめる機会となる就職活動。やりたいことに突き進む勇気がなく、成り行きで入った会社で見つけたのは、新しい道だった。

キャリアカテゴリで、年間2番目に読まれたのは、8年前の就活を振り返って綴られたエッセイ。

「何者にもなれないということを突きつけられるのが怖くて仕方なかった」という一文に、葛藤のリアルが伝わってきます。就活を終え、現在社会人として働く青葉さんの率直な言葉に、勇気をもらった方も多いのではないでしょうか。

<第3位>

転職しても一緒だった。就活が苦手すぎる 努力できない(モノカキのゆり)

【あらすじ】就職活動に失敗し、履歴書や職務経歴書を前に立ちすくむ私。「できる人」をアピールできなくなった私は、開き直ることにした。

「できる人間」をアピールするたびに「私はそんな人間じゃないのに」と思いつめてしまう、というモノカキのゆりさんのエッセイ。

新卒の就活の頃から、社会人7年目の現在も就活は苦手。エッセイを書くことは、そんな中で心の癒しだと綴ってくれました。

以上、キャリアカテゴリの年間読まれました賞でした!
9月4日まで、毎日1カテゴリーずつ発表していきます。おたのしみに!

◆1周年記念エッセイコンテスト実施中

5組の特別審査員による1周年記念エッセイコンテストを開催します。
憧れのあの人に自分のエッセイを読んでもらえるチャンス!投稿お待ちしております。